2018年06月29日

食物を科学する1、2

2回目(22日(木))

2回目の講義、講師が変わった。今日は「有機農業の科学」

どうも出席する場所を間違えたようだ。小生では無く、講師である教授は。

レジュメには「秋冬作物は有機態チッソを好む」と大きくある。そして、

肥料・土づくり研究最前線とある。雑誌「現代農業」に載った執筆者だ。

研究成果の発表会のようで専門的でとても内容に付いていけない。その上、
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講師の声質、声量と小生の聴力低下により、散発的にしか聞き取れず、

より理解出来ず。レジュメの参考資料もあるが、専門的で難解。 

よって2回目の講義内容は割愛。

3回目(29日)

2回目と同講師。今回はレジュメ内容も分かりやすくなった。が、相変わら

ず専門的。レジュメ冒頭に「コーデックス(CODEX)とは?」とあり、専門

的内容。

「植物を利用したカドミウム土壌汚染の修復」が今日の講義内容。

その一部を紹介。       先ず、日本の四大公害。

  ・水俣病(熊本、水俣市)
  ・第2水俣病(新潟、阿賀野川流域)
  ・イタイイタイ病(富山県、神通川流域)
  ・四日市ぜんそく(三重県、四日市市)

イタイイタイ病はカドミウムが原因。三井金属神岡鉱業所から流れ出した

カドミウム(Cd)が水田を汚染。130人死亡、数百人以上の被害者。

カドミウムは充電式乾電池、顔料やメッキ等々に用いられている。

このCdによる土壌汚染、全国地域に見られる。汚染土壌を上下層を入れ替え

る、客土を用いる、で土壌の汚染の修復を試み改良している。

Cdは多くは米から体内に吸収される。野菜や、魚介類、雑穀やイモなどから
も吸収されるが大半は米である。Cdの籾米の国際基準は0.4mg/kg。

(コーデックス)玄米基準である。内密だが、いろいろ曖昧な事もあるようだ。

曖昧にしておかなければならない、公表できないこともあるようだ。

汚染米が生産されたら汚染土壌。基準値を超えた土壌?でも汚染米が生産され

なかったら汚染土壌とならないようだ。だから、如何にCdを蓄積しない米を

作るか。一つがCdを蓄積しない品種の開発。一つは玄米の濃度を下げる為の

栽培管理、手間がかかるが栽培中の水の管理。苗を植え、水を切り(落水)、

干し、間断的に灌漑、出穂前後2週間潅水、その後落水、収穫の工程。

手間がかかり、田によっては落水が十分に出来ず、収穫時の機械による刈り取

りに影響も出る。このCd、米以外の大豆、小麦、野菜などにも国際基準が

設けられている。このコーデックスとは食品規格、この基準により、これら

米や農作物、食品輸出にも影響を受ける。この基準の主導権を握っているのは

米国のようだ。このCd以外にもヒ素も同様に対象である。

残念であるが、どうも講師の声質、声量と小生の聴力のハーモニーが噛み合わ

ず、微妙な面白そうな話を聞き逃した次第。周りの動揺、動静に付いていけま

せん。惨め。

いつものようにキャンパスをルーチンワーク、後にしました。
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2018年06月28日

論語を学ぶ3

第4回目。前後して今回は、憲問第14の358章、362〜365章の5章。

古代の中国歴史に疎く、知識が乏しいから、講義内容が分かりづらい。

憲問第14の358章
『子日。藏武仲以防求為後於魯。雖曰不要君。吾不信也』

「子曰く、藏武仲、防を以て魯に後たらんことを求む。君を要せずと雖も、
吾れは信ぜざるなり」

「孔子は言う。晋の文公も斉の桓公も、ともに春秋時代の覇者で、諸侯の盟主

となり、周室を尊敬して天子を助けた大功は同じであるが、文公は謀略が多く

て正道によらなかったのに対し、桓公は正道を踏んで権謀術数を用いなかった。

そこに二人の大きな相違があるのである。」・・・吉田賢抗の訳

文公・・・紀元前696年 - 紀元前628年、在位紀元前636年 - 紀元前628年)
中国春秋時代の晋の君主。姓は姫、諱(死者を尊んでつけた名)は重耳
(ちょうじ)、諡(死後のおくり名)は文。晋の公子であったが、国内の内紛
をさけて19年間諸国を放浪したのち、帰国して君主となって天下の覇権を握
り、斉の桓公と並んで斉桓晋文(斉の桓公と晋の文公は必ず入るので春秋五覇
の代表として斉桓晋文という)と称され、春秋五覇の代表格とされる。*1

桓公・・・春秋時代・斉の第16代君主。春秋五覇の筆頭に晋の文公(重耳)と
並び数えられる。鮑叔の活躍により公子糾との公位継承争いに勝利し、管仲を
宰相にして斉を強大な国とした。実力を失いつつあった東周に代わって会盟
執り行った。*1            会盟 : 諸侯が集まり盟約を結ぶこと。
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憲問第14の364章
『子曰。其言之不怍。則其為之也難』

「子曰く、其の言の怍じざれば、則ち之を為すこと難し」

先生が言われた。「自分の言葉に恥じを知らないようでは、それを実行するの

は難しい。(ことばを慎んでこそ、それを実行できる)」・・・金谷 治 訳

孔子は不言実行でも、有言実行でもない。どちらかというと実行有言である。

参考に中国語では、行動、起きた順番に記す。
我去商店买东西。       私は店に行き、物を買う。    
我买东西去商店。       私は物を買い、店に行く。   ×
我为了买东西去商店。   私は物を買う為に店に行く。  ○ 

今回も決まったルーティンでキャンパスを動き回りました。

画蛇添足:何故か?快方に向かいました。
何が原因であろうか?! 両手指のアレルギ性皮膚病、酷くて病院に駆け込も
うと思っていた矢先、伊吹山に登った。それ以降、急速に快方に向かいだした。
何故?! 身体に厳しい登山、この身体にムチを打った結果のショック療法、
解毒したのであろうか?! それとも1日、炊事の水を扱わなかった結果で
あろうか?! 1日で症状は様変わり、妙な、可笑しな我が身体だ。

*1  ウィキペディア引用参照
posted by tennismouse at 17:26| Comment(0) | 学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月26日

トライアル登山

今年の梅雨は雨の日が多い。毎週水曜日のテニス、1ヶ月以上行っていない。

雨天中止ばかり。この間、1日だけ出来る日があったがその日は葬儀。

その雨の多い日の合間の天気の良い日を狙っていた。講座など計画がいっぱい

だが、天気予報を眺め、スケジュールを見て2日前にこの日に行くことに決め

た、トライアル登山。来月19 or 20日に百名山の1番の山、利尻山の登頂
を目指すための予備登山。行き先は伊吹山。小生の行動を探る老婆(ラオポ)、

電話がかかってきた、前日に。足手まといになるから断るも、断り切れず、

熱意に負け了承した。あの身体、身体障害者である側湾症、身体の芯が曲がっ

ているから無理だと思うも試みるという。今まで2人で百名山を登って来た。

最も最近では4年前の木曽駒ヶ岳〜空木岳の縦走を二人で登った。空木岳に

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向かう途中、これは大変、引き返そうかとも考えたが、今来た道を引き返すの

もまた大変、前進のみ夕刻遅くに辿り着いた。今回の登山、付いて来られる処

まで来ればいいだろうと言うことで。前日夜、登山準備し、大まかな予定を

知らせる。我が家を6時半に出て高速を走り、彦根ICを降り、老婆(ラオポ)
                       まだ1合目
を7時半に乗せ、伊吹山麓8時半、9時登山開始。16時に下山を終える。

今回、小生は自身に負荷を掛けた。2Lのペットボトル×2本を重しとして

サック内に入れた。老婆の作ったおにぎり、飲料水等で総重量は5kg以上。

伊吹山は今回で4回目。駐車場の客引きに誘われその駐車場で登山準備をし、
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                やっと8合目                  山 頂
ほぼ予定通り、8:45登山開始。1合目=9:20、2合目=9:50、

3合目=10:35、しかし、年齢もあり、重し4kgもあり、厳しくキツイ。

5合目=11:10、老婆も予想以上に付いてくるが、共にキツイ。老婆、

5合目で内心折り返そうかなと一瞬考えたそうだが、上を目指すことにした。

6合目=11:35、もう引き返したい気分、諦めたい気分、とてもキツイ、

重しが効いている。8合目=12:45、兎に角、登山道が岩石で歩きにくい。
                          山頂              山頂近く(下山中)
9合目当たりで少し足が痛くなる。こうして良く登ったものだと自分に感心

するほどで13:40頂上に立つ。予定より40分遅かったが。とても驚い

たが、身体に障害を持つ老婆の頂上到達には驚いた、大したものだ、感服感服。

平日であるも山ガールなど老いも若きも山頂で休んでいる。小生と同じ歳くら

いの単独登山者は途中で諦めたようだ。老婆(ラオポ)は5合目で断念を考えた

そうだ。頂上で食事、疲労で食べ物が喉を通り難い。頂上で30分休憩滞在。
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                バテた            歩く老婆(ラオポ)
14:10下山開始。下山も厳しい、歩く時間と共に足に痛みを感じるように。

兎に角、歩きにくい、大小の岩石で歩きにくい。まだペットボトル2本の重し

を背負って下山している。上下往復の同じ登山道、変化乏しく疲れる。

6合目辺りでペットボトルの水を1本を捨てた。もう登りたくない、もう登る

機会もないだろうと思いながら難行登山を終える。予定より1時間多く費やし

下山3時間20分を要して17時30分下山した。もうくたくた

前回の伊吹山登山は8年前、これほど苦痛では無かった。やはり8年の歳月は

大きい。当山の標準登山時間は6時間。今回、8時間弱所要、タイムオーバー。

さて、今回のトライアル登山、本番はこの伊吹山より累積標高差が約280m

高い。所要時間も3時間長い。登れるであろうか?!登らなければならない。

7月とは言え、山頂付近の平均気温は7℃余、登るにはいい気温だ。

関連記事  *2010.7.19  悪夢の伊吹登山 
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2018年06月15日

作物を科学する

昨日の講座と並行して次の新たな講座が始まった。毎週開講の全4回コース。

「作物を科学する」。先ず、腹が減っては戦が出来ぬ、と大学に着くなり学食
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に向かう。 小生は技術者の端くれ、

パソコン、電気等の科学が好きだ。また、

花のボランティアグループにも籍を置き、

花を、植物を愛でるのも好きだ。

今回の講座タイトル、この植物と科学、面白そうだ。15名余の受講者。

聴き取り易いようにと前方に座る。前方テーブルには種々の作物の試料が並ん

でいる。種々の種子や米、穀類を中心に。斜め前方には見たことがある顔が。

論語を一緒に学ぶ人だ、は間違っていた。そして自宅に戻ってから想起来!!

確か昨年、一緒に顕微鏡を覗いた人だ。動く「線虫」を観察した人だ、正解。

4回の授業を2人の年輩先生が分担して教える。1人は植物育種学、植物資源

学を専門とする、もう一人は土壌肥料学を専門とする農学部の先生。同大学は

農学部が出来て4年、来年、1期生が育っていく。パワーポイントで講義は

進んでいく。レジュメ7ページ、広い範囲を説明、2回/人の講義では時間制

約があり、内容が次から次へと移り、広く浅く、表面的な内容になる。

付いていくのも大変だ。その講義内容を2〜3紹介。

レジュメにある本日のお話には、1.牧農場の作物と多様性 2.最近の育種

の成果(育種と栽培環境)3.イネ遺伝資源の多様性とその活用。

大学が運営する牧農場は約3ヘクタール、ここが実習圃場。大学から車で10

分余の位置にある、3人の大学講師クラスのスタッフが常駐、栽培管理する。

2つほど講義内容紹介。アブラナ科植物とイネの品種について。  先ず、

アブラナ科植物、地中海産のケールという葉植物がある。この植物から種々

の新たな植物が人の手により改良され生まれている。キャベツ、芽キャベツ、

コールラビ、ブロッコリー、カリフラワーなどが派生種。このケールの葉を
結球させたのがキャベツ。次にイネの話。コシヒカリにイオンビーム照射に

より作出されたのが「コシヒカリ環1号」。カドミウムを殆ど蓄積しない。

突然変異品種で特性はコシヒカリとほぼ同等。米のCd濃度は規制されている。

私たちが食べるお米はジャポニカに属し、粘りが有る。パサパサして粘りが無

いのがインディカ米、米の性質に合わせて種々の食品に加工されている。世界

全体では粘りが無いパサパサしたインディカ米が主流。イネは多収品種から

良い食味、健康、簡便なものとニーズの多様化に向けた育種目標の変化が有り、

香り、色、食味、アレロパシー、抗酸化活性、食品開発、品種間差異、栽培

環境の影響、が研究のキーワード。飼料米や水田アートの鑑賞稲など用途に向

けたお米の品種が開発されている。イネは世界に10万品種とも言われ、日本

では、300品種が流通している。米以外ではその他、果肉まで紅く美しい

リンゴ、上向きに咲く向日葵、ヘタにあるトゲの無い茄子、白いイチゴ、変色

(酸化)しにくいリンゴ等々。突然変異で白いイチゴが出来たが、捨てていた。

逆転の発想で商品化。甘さ、香りを具えた白いイチゴに20年の歳月を費やす。

渋皮が簡単に剥ける「ぽろたん」という栗。実も大きく、香り、甘みも備える。

以上が講義内容の一部。質問を受ける時間があり、小生も一つ質問。

カドミウムを吸収しない米が作れるのであれば、福島の放射能を吸収する植物

は無いか?と。向日葵がいいと言われたが、効果は少。セシウムはカリウム

に化学的性質が似ている。地表に溜まるから植物を利用した根からの吸収は

難しい。除去の一番良いのは落ち葉をかき集める手法が適している。帰宅後、

カリウムを調べると比重は0.862と1.0以下と軽く水に浮く。

授業が終わり、種々のサンプル品を希望者にお裾分け。どの様な花が出来るか、

アサガオの苗を頂いた。一般的なアサガオの花では無いようだ。カマイラズ

(鎌不要)というイネの種籾も頂いた。帰宅後、早速植え付け、ペットボトル

に種籾を蒔いた。名前の通り、このカマイラズ(米)の藁、腰が無く、枯れ枝

を折るように簡単に折れてしまう。強風が吹けば折れるだろうが・・・。

品種改良により目的とする性質を持った米が人の手で作られている。

イネを使った水田アート、種々の色のイネを種から育て、植え付け描いている。

先生もいたってオープン、気軽に農場も訪れて下さい、相談して下さいと研究

室の電話、メールの連絡先も提示してある。オープンは色んな情報が集まる。

足:今回の講義は食後、腹の皮は突っ張り、瞼は少し弛んだ

*追伸) 2018.6.17  22:00〜24:00  NHK BS3 放映  「被爆の森2018
   セシューム137は肥料のカリウムに似て多くが(91%)土壌に残留、比較的
   浅い土中に。植物が根から吸収し、花、葉、果実、種子に凝縮。昆虫、動物が食し、
   体内へ。ウグイスを調べたところ外観異常を確認。
posted by tennismouse at 22:08| Comment(0) | 学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

論語を学ぶ2

第3回目。前後して今回は、憲問第14の354章〜357章の4章。

憲問第14の354章   『子曰。貧而無怨難、富而無驕易。』

曰く、貧しくして怨むこと無きは難く、冨みて驕ること無きは易し。」

生活が苦しいとき、運命や社会を恨まないでいるのは難しい。しかし、金持
ちだと、驕り高ぶることを抑えるのはたやすい。・・・加治伸行 訳

この意と類似の論語、学而第1に有り、

子貢問いて曰く、貧にして諂うこと無く、冨みて驕ること無きは、何如、
と。曰く、可なり。未だ貧にして道を楽しみ、冨みて礼を好む者には若
かず。」                                                               諂う=怨む

この論文説明の前置きで、「説文解字」・・・文字等の解説有り。
「字書」・・・西暦年代、説文解字などの漢字の形・音・義を解説した書籍。
音・義とは漢字の発音と意味の解説の意。
この字書より論語は400年程古い。このような時代の文字表記である。
     当時の「文字」   文:象形・指事  字:会意・形声
論語集解、秦の燓書坑儒今文学派、古文学派、清考証学 等の説明聞くも
小生には説明不能。

現代の論語は漢字で書かれており、句読されている。しかし、本来の論語に

句読は無く、漢字の羅列である。論語書物はある時期、争乱により破棄破壊、

故に、建物壁内に隠したとも。滅失により口承、口伝えで承継されたという。

当然、口承ではその内容に忠実性を保てず変質。また、当時の時代背景、漢字、

文字の意の解釈も確立には至っておらず、原文趣旨と乖離が生じているようだ。

憲問第14の355章
    『子曰、孟公綽為趙魏老則優、不可以為滕薛大夫也』
曰く、孟公綽、趙魏の老と為れば則ち優。以て滕薛の大夫と為すべからず」
 人名:孟公綽 、地名:滕薛     大夫=執政、公に仕える立場

先生が言われた。「魯の孟公綽は、趙氏や魏氏の家の執事となったら十分に勤
まるだろう。しかし、滕・薛の小国の大臣では勤まるまい」・・・貝塚茂樹 訳

憲問第14の356章
子路、成人を問う。曰く、臧武仲の知、公綽の不欲、下荘子の勇、冉求
藝の若き、之を文るに礼楽を以てせば、亦た以て成人と為すべし、と。曰く、
今の成人は、何ぞ必ずしも然らん。利を見ては義を思い、危うきを見ては命を
授く。久要、平成の言を忘れざる、亦た以て成人と為すべし、と。」

子路が人物の及第点を尋ねて言った。臧武仲のような知性、孟公綽のような無
欲、下荘子のような勇気、それに冉求のような才芸があって、なおその上に、
礼楽の教養で磨きをかけたなら、人物として及第点が与えられましょうか。
曰く、今の及第点は到底そんな贅沢は言っておれないな。ずっと程度を引き
下げて、利益を前にしては、それが正義か不義かを考えて立止まり、危険な場
合には生命を投出す覚悟があり、どんな時にも平成口にしていた言葉を忘れな
いでいる人があったら、さっさと及第点がつけられるよ」・・・宮崎市定 訳
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何時ものように、学食で昼食を食し、書店と、生協売店に立ち寄り、キャンパ

スを後にしました。

*補足:訳文以外の文中の内容、一部、理解が、自信が十分ではありません。 
posted by tennismouse at 15:38| Comment(0) | 学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

1人の死

姪とLINEをしているとスマホが何某かのシグナルを発している感触を覚え

た。やはり電話であった。17時半近く老婆(ラオポ)からの電話。叔母の容体が

急変したという。病院にいるようだが、半泣き、涙声で知らせてきた。

それから30分ほどして電話があり、亡くなったと言う知らせ。アッと言う間

に亡くなった。長く寝たきり状態で痴呆を患っており、会話、意思疎通は不可

能状態、かすかに意識がある状態、93歳である。当初、ショートステイを

利用していたが、職員が食事を与えない、風邪を引いて帰ってくる等、問題を

抱えて戻ってくるから自宅で引き取り、看病、介護していた。職員は食べさせ

るのが怖いと言って十分世話をしなかったようだ、喉を詰まらせる恐れがある

からと、介護放棄?! 時折、訪問介護を利用する以外、食事から下の世話ま

で全て彼女1人でしていた。側湾症の本人には大きな負担である。  小生、

電話で言った。十分世話をしたからもういいだろう、93歳、叔母さんも十分

生きたと思っているだろう。早く逝きたいと?! 恐らく、このような状態で

姪に介護して貰うことは望んでいなかっただろう。姪に迷惑を掛けることに。

彼女は献身的に尽くすタイプ。だから小生にも尽くすだろう、が、20歳、

今より若ければの話。しかし、もう貴女には無理だと言っている。寝たきりに

なれば体位を変えることも必要だ。当初、彼女の家で叔母さんと一緒に暮らし

ているとは知らなかった。家を訪れ、初めて知った。が、顔を合わせたことは

無い。生涯独身、戦争の影響を受けた1人?!考えて観れば、寂しく、薄幸、

同情する人生のように思える。母の妹で彼女の小さき頃からズッと一緒に暮ら

して来たようだ。心臓、脳梗塞も患い、死因はM2君の93歳の父親と同じ

誤嚥性肺炎、飲み込む力がなくなり、肺に入ったようで、同様、あっけなく

亡くなったようだ。やはり93歳だから。高齢になるほど逝くのも楽なように

に思えるのだが・・・。しかし、叔母さんはこの歳に到達するまでの間、永き

苦痛を体験している。一般的に歳の順番で亡くなって行く。次の番は我々世代。

何度も書いてるが、我々塊世代はこの叔母さんのように寝たきりの介護状態に

なるとこのような手厚い介護は期待できない。介護人材が不足、介護対象とな

る母数が多いから。外国人介護士を増やすようだが、その恩恵に預かれる?!

寝たきり状態で死にたくないものだ。寝たきりでも1年以内には逝くぞッ!

さて、訃報の電話を受け、その直後にやらなければならない手続きを電話、

メールで伝えた。明日月曜日の朝一番、市役所の戸籍課へ届出人の印鑑を

持って医師から貰った死亡診断書を提出、同時に火葬許可書を貰うようにと。

葬儀社にも連絡、寺にも、町内会にも取りあえず連絡と。  

生前、彼女は叔母の葬儀は小生と一緒に密葬にすると言っていたが・・・。

電話が来た。市役所への届け出も含め、葬儀社に頼んだという。自らの親しい

者だけを呼んで執り行うという。小生、明日月曜日の午前中にそちらへ向かう

と告げていたが、電話が来て、友引で1日ズラし、火曜日通夜、水曜日葬儀と

なった。人形一体を一緒に埋葬し、月、火曜日で執り行ったらと進言したのだ

が・・・。火曜日、通夜に出席、その夜、ホテルに泊まり、翌日の葬儀に出席

してと言う。友引、大安の因習が、生活改善というも根強く生きているようだ。

どうも葬儀社の商売知恵と勘ぐるが・・・。葬儀の管理日程が1日延びるから。

最近は親戚、家族数も少なくなり、地域との絆の希薄化によるものか、簡素化か、

葬儀も小規模の小さな1日葬、小さな家族葬、お別れ葬などと多様化している。

最近では愛犬の豪華な葬儀を催している人もいる。お犬様と言うことであろう。
posted by tennismouse at 22:03| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月08日

人間の品格

一言余談。どうも水曜日は雨が多い。水の曜日、これで3週連続でテニス練習

がお流れ、ワースト記録。商売人の水曜日の休日設定に納得。水に流れるから。

雨が多いと、閉じこもりがちになる。すると余計なことが頭をかすめる。

とてもお堅い内容を一題。以下は全て新聞記事の請け売り、その一部を抜粋。

『謝罪会見を持つ作家 江上剛さんは後年、こんなことを書いている。
《謝罪会見に臨む。数百人もの社会部記者が、今にも襲いかからんばかりに目
の前にいる。マイクの列は銃に見え、カメラのレンズは大砲のようだ。全てが
自分の命を狙っている》  −謝罪会見の経験はギネス級」と自認する江上
さんですら震え上がるのだ。5月22日、そんな席に20歳になったばかりの青
年が座った。関学大と日大の定期戦(6日)で、悪質なタックルを食らわせて
関学大選手にケガを負わせた日大選手である。青年は日本記者クラブという
場所で、百戦錬磨の記者だちから容赦のない質問をぶつけられた。
カメラは一挙手一役足、表情のかすかな変化も見逃すまいと銃のように照準を
合わせている。まさに標的だ。ここで青年は、涙を流すこともなく、言うべき
ことをきちんと自分の言葉で言い切り、自己弁護や責任転嫁はいっさいしなか
った。会見をテレビ中継で見ていた高須クリニック院長の高須克弥さんがツイ
ッターで「高須グループがほしい人材」とつぶやいた。私が採用担当者なら
きっと同じように思っただろう。こんな青年を鉄砲玉のように使った者を憎む。
「命じた者は腹を切れ!」と叫びたいぐらいだ。
この翌日、日大会館で開かれたアメリカンフットボール部の監督とコーチの
会見では、青年の会見とは対照的に、保身のための言葉しか聞くことができな
かった。表情から動揺する心を読みとられぬように細心の注意を払いながら
青年の証言を否定する監督と、言い訳をしながらいまにも泣き崩れそうなコー
チ。両者とも逃げ道を探りながら口にする言葉を探っているようで、真実を語
ろうと覚悟を決めた人間にはとても見えなかった。江上剛さんは冒頭で引用し
た言葉に続けてこう書いている。(しかし、そこでじたばたしても仕方がない。
「柳は緑、花は紅、真面目」と唱えて、その状況の全てを受け入れれば、落ち
着くことだろう。受け入れさえすれば、嘘をつかなくて済む。あるがまま答え
ればいいのだから》 ちなみに「柳は―」は中国、北宋の政治家で文学者の
蘇弑が春の景色を詠じた一節である。 両者とも「あるがままに答えればいい
のだから」という境地になかったことだけは確かだ。それは子供が見たって分
かる。2つの会見を通して、人間の品格は、年齢や社会的地位とはほとんど
関係のないことが改めてよく分かった。それはいざというときに覚悟を決め、
正直になれるかどうかにかかっている。青年とこの2人の品格は、まさに月と
スッポン、雲泥の差であった。それは裸一貫でやり直すことのできる青年と、
これまでにさまざまな努力を重ねて地位や名誉を手に入れた初老と中年の男の
差かもしれないが・・・。守りたいものが増えてゆくほど、人間は正直から遠
ざかり計算に近づいてゆく。 少し青年を持ち上げすぎた。理由はどうであれ、
青年が「罪」を犯したのは動かしがたい事実である。・・・・・後略』

次に、
日本の名門企業、技術の東芝が経営者の不祥事、トップの確執、地位や名誉に
囚われ、経営を誤り、行き詰まり、上場廃止に追い込まれた。虎の子のメモリ
ー事業の売却の綱渡りで債務超過を回避。一から出直しである。
以下はその東芝の求める取締役指名基準。
 次の基準を満たし、かつ執行に関する監視・監督及び経営戦略の方向性の
 決定の職責を適切に果たすことが出来る者を選定するものとする。
1.人望、品格に優れ、高い倫理観を有していること
2.遵法精神に富んでいること
3.業務遂行上健康面で支障の無いこと
4.経営に関し客観的判断能力を有するとともに、
   先見性、洞察力に優れていること
5.当社主要事業分野において経営判断に影響を及ぼすおそれのある利害関係、
   取引関係がないこと
6.社外取締役にあっては、法律、会計、企業経営などの各分野における専門
   性、識見および実績を有していること

全ては人、大学も企業も国家も人が動かしている。しかし、人間は神ではない

から誰もが過ちを犯す。人間にはいろいろな欲があり、自分を律するというも

種々の誘惑に脱線もする。再発防止と言うも今後も類似の事件は起きるだろう

と。孔子の教え、論語を教訓としたいのであるが・・・。小生は凡人である。

*引用記事 2018.6.8 新聞記事  人間の品格について     記者 桑原聡 記
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2018年06月07日

60日分


6月初日、NHKが疑うようなニュースを流した。利尻島にヒグマがいると

いう、恐れがあるという。島で足跡に糞が発見された。106年振りらしい。

20km泳いで渡ったらしい。何故、この時期に渡ったのか、何故来年に渡島

しなかったのであろうか!?何故ヒグマは急いだのであろうか?!どうも小生

の動向を事前察知したようだ。利尻島、礼文島の旅計画を、我が行動計画が漏

れた。このブログを読んでいる?!向こうは待ち構えているようだ、小生を。

利尻島登山、意地悪なヒグマだ。鈴はあるが、更に熊スプレーも要るようだ。

本題へ:
薬が切れた。60日分の薬が、血圧降圧の薬。久し振りに起床30分内に

測定すると、135/105、2回目 132/93、やはり拡張期が高い。

10分余、歩いて診療所に向かう。途上で診察券を忘れたことに気付く。

受付で保険証を渡し、告げる。このメモ用紙に名前を書いて下さいと。

IMG_2170[1].JPG保険証に名が記載してあるのだが・・・。

待合室には3台の血圧計があり、測定。

高血圧症状は消え、正常、寧ろ低血圧だ。

脈拍が通常値より20程高い。徒歩で来た

から、心臓がまだパクついているようだ。

名前が呼ばれた。入ると女医さん。消化器科のこの先生、以前、大腸癌カメラ

検診でお世話になった。血圧測定値を見せる。薬を半分にしましょうと。

いつも夏場は5mgの半錠、割って飲んでいますと告げた、許可を得て。

要望した、2.5mg錠ではなく5mg錠を下さいと。夏場は汗をかき塩分が

出る、血管も弛緩するから血圧は下がる。1回60日分支給、半錠に割って

飲めば120日分となり、通院回数は減る。希望通りに。しかし、条件が出た。

今日、血液検査をやるという。でなければ、特定健診を受けて下さいという。

3〜4年敬遠している。解りました、ビッグデーターに協力しますと言うこと

で難を逃れ、検診を受ける約束をしてしまった。

同診療所、この冬、所長が冬山で遭難、亡くなった。まだその余波があるよう

で、医師のやりくりで大変なようだ。1週間の医師の担当表を見ていると6月

1日より7月31迄の期間限定、メンバー固定に苦心している模様。

この地域に長く住む友達の話によると、所長が個人院を開院、その後、規模が

大きくなって同診療所となったもの。

医薬分業、隣接する薬局に向かう。何か他に薬は飲んでいませんか?!飲んで

いません。しかし先日、薬を飲みかけた。余りにも酷くなってきたから、保管

してある薬を服用しようと。3年半前、大手病院で診察を受け、もらった薬、

ザイザル錠5mgが5錠ある。小生は主夫、家事の炊事洗濯、趣味の家庭菜園

・園芸で手を酷使している。水に洗剤に土。アレルギー体質も加わって、一部

手指の皮膚が荒れて腫れ、リンパ液?!もにじみ出る。良く効く塗り薬も適応

しなくなった。バンドエイドで一時凌ぎ。このザイザル錠、アレルギー症状を

抑制。しかし、抑制、胃袋へは入れなかった。手指のこの症状、なかなか治ら

ない。がしかし、4〜5日、旅に出ると皮膚は綺麗になり完治してしまう。

病気、症状は薬が、そして自己治癒力が治す。

*関連記事  2018.5.4  離島旅計画
posted by tennismouse at 13:51| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月03日

変わる音楽媒体

電気・通信の社会ではアナログからデジタル化に移行した。テレビ放送では

NHKのBS放送が2000年12月1日から放送を開始、2012年から

地上波テレビ放送はデジタル放送に完全移行となった。拙宅では引っ越しと

同時にプラズマテレビによる大型画面でテレビを楽しんでいる。もう11年に

なる。この通信デジタル化により、通信の世界は大きく変わった、電話も。

その技術の結集の代表がスマホであろうと。このデジタル化により、媒体も

大きく変わった、特に音楽の媒体が。アナログ時代はレコード盤、カセットテ

ープだが、デジタル化になるとMDディスク、CDディスクが主要媒体。

しかし、今やそれらの媒体も無くなるのではないかと思う程、大きく変化して

いる。MDは既に退役、車装着のMDにCD、もう過去のもの?!
       IMG_2167[1].JPG
   消えゆく?!メカ式機器群(左) と  取って代わる電子式音楽機器群(右)  

今や媒体はWiFiや4Gなどの電波。通信機器のスマホとスピーカーがあれ

ば好きな音楽を聞くことが出来る。多くのCDを個人所有する必要も無い。

スマホで希望する音楽を探し、その音楽を聴く。多くのジャンルの音楽はクラ

ウド上にある。50年前の音楽であれ、直ぐに探し出し、聴くことが出来る。

新曲は著作権等の問題もあるが、利用料を払えば自由に利用することが出来る。

デジタル信号はアナログ信号とは異なり、音質の劣化、ノイズの心配も無く、

良い音質で音楽が楽しめる。            一寸話は逸れて。

一昨日、園芸ボランティアから作業内容の連絡メールが届いた。明日の定例

作業の場所と作業内容の連絡である。その連絡内容の終わりに、会員のYさん

が亡くなったとある。柔和な性格のYさんは小生と同じ歳、一緒に5ヶ月間の

園芸講習会を受け、親しく作業した仲間。2年余前から身体の調子が悪いと聞

いていた。丁度1年前、ボランティア研修で癌だと打ち明けた。暗い様子でも

無く、覚悟が出来ていたのであろうか、残念である。昨年末に亡くなっていた。

一級建築士の彼、電気の小生、水関係のKさん、3人寄れば家が建てられるなぁ

と言っていた事を思い出す。誰があの世へ行く順番を決めているのであろう?!

やはり神様であろう?!小生もリスク域の歳になった、であるならば残り短い

IMG_2160[1].JPG人生を楽しもう、音楽も楽しもうと、このデジ

タルスピーカーを、スマホ連携のスピーカーを

買った。本日到着、2台目である。今回は音質

重視、最新機種を手に入れた。ワイヤレスポー

タブルスピーカーと言う。スマホやbluetooth

音楽機器とこのポータブルスピーカーが有れば、戸外でも風呂でも何処でも手

軽に音楽が楽しめる。配線も無くてとてもシンプルだ。スマホでクラウド上の

好きな音楽を探し、スマホでプレイ操作をする。          処で、  

最近、良く従姉妹からLINEが入る。のほほんとした従姉妹、この歳まで

汚れなき性格で生きてきたものだと感心もする。大丈夫?!と。その彼女の母

で有り、お袋の妹である叔母さんを久し振りに見舞いに行こうかと思うもの。

この光る、グラデーションに発色変化するアクティブスピーカーを持って。

もう、55年ほど前の大昔の親世代が若い頃、母の実家で歌謡曲を、デビュー

した橋幸夫を一緒に白黒テレビで観たもの。このスピーカーを持って慰問にで

も行こうかと、ケアハウスへ。 さぞかし、驚き、喜び、懐かしむだろうと

思うもの、昔の歌に。御年88歳である。

ブログを書き終えると夕刻、老婆(ラオポ)が到着。暫し、二人で試聴する。

彼女はFファンクラブに永年加入する大ファン。55年前流行のFさんの青春

歌謡を聴くも、最新曲のリクエストには対応不可。こちらに向かう車中でも聴

いていたという。よく飽きないものだ。

 *関連ブログ 2017.5.31 17年度前期講習会
posted by tennismouse at 15:07| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする