2017年02月17日

威嚇と共存

人間社会のあちこちで日々抗争が起きている。人間の醜い争いが、権力闘争

が水面下で起きている。近隣の彼の大国がその闘争規模では最大であろう。

大なり小なりの権力闘争、これが人間社会の普遍的姿である。

経済的に豊かになった彼の大国は、隙は無いかと覗い、日本に挑発を繰り返す。

争いは必ず起きる。如何に無用な争いを避け、衝突を避け、丸く収め平穏に

するかは人間の知恵である。

動物には人間様のような高度な知恵が無いから、弱肉強食の世界。力の強い

ものが勝ち、生き残る。彼らの最大の目的は日々の生きる糧の食料の獲得、

それに子孫繁栄。これらのために激しい争いが起きる。

一昨日、我が眼前でその争いが起きた。それは鳥類の社会である。
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      実を食べる           3年目の若木
我が家圏内を縄張りとするヒヨドリが怒った。その怒る姿を初めて観た。

低い姿勢で身体を、羽根を逆立て、羽根を時折震わせている。威嚇の姿勢

である。威嚇相手は鳩、平和の鳩。ヒヨドリより二回り以上、身体が大きい。

お忍びでその2羽の様子を少し観察した。鳩が縄張り内に飛来侵犯、鳩と

ヒヨドリがニアミスの異常接近、2羽の距離数十センチ。鳩は身じろぎも
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      睨み合い             威嚇姿勢
せずジッと不動の姿勢。ヒヨドリ、身体を膨らませ、時折羽根を小さく振る

わせて威嚇姿勢の睨み合い。約2分近くの睨み合い。そして遂に、ヒヨドリ

が鳩に襲いかかった。鳩は逃げた。しかし、暫くして鳩は圏内に戻って来た。

そして鳩はヒヨドリ圏内を平然と歩き回り、再び食料を漁る。ヒヨドリを無視

して。勝負有りで、傍らでヒヨドリは威嚇姿勢で静観、鳩の放逐を諦めたよう

だ。ヒヨドリは眺めているしかない。しかし、どうやらお互いの食べる物が

異なるようだ。鳩は柚子の実を食べない。しかし、ヒヨドリが食べ残した柚子

の多くの種を食べ、無くなっている。

柚子の樹は熟した実を落果させる。小生はその柚子の実を拾い、二分、地面上

に、バードフィーダー上に置く。ヒヨドリは、その実を、袋を綺麗に食べ、種
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と外皮は残す。その残った種は鳩が食べ、外皮は小生が燃えるゴミで処分する。

立派に人と鳥の分業、役割分担が出来上がっている。

柚子の樹と人間と鳥の「柚子の実 共益サイクル」の完成である。来年の豊かな

恵みを願い、柚子の樹に寒肥を施肥。鳥さんが我の糞では足りませんと言う。

オッとどっこい、鳥の腸内を通過した種は、新たな柚子の若木を育んだ。
posted by tennismouse at 11:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 自然・地球環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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