2017年10月15日

小笠原1人旅5

母島の宿で目が早く覚めた。出発時刻を早める。パン1個を食べ、ガイド

なしで宿を5:50出発。遊歩道は整備されていて迷うことはないそうだ。

宿の近くに登山口があり、周遊登山ルート。目指す山は463mの乳房山

ここは母島であるから、この命名?! 恐らくこの時間帯、小生1人が
              暫し休憩

アタックしているのであろう。登るや否や観葉植物のサンセベリアが両脇に

いっぱい自生。目に入る植物を見ているとここは亜熱帯、多くの植物は本土

と異なる。しかし、どうも動物の気配が感じられない。蚊がいない。動物が

いないせいか蚊が居ない。鳥のさえずりが聞こえない。山道を歩くもクモの
      寄生するシダ類                      頂上

巣に引っかからない。どうも生物が少ないようだ。そんなことを感じながら

時折、休憩所があり、小鳥の給水皿が置いてあり、給水に協力。一休みして

カメラで自撮り。出発して1時間40分、小さな頂上に到達。

ここから50km先の父島の方を眺めると見えないであろう、が、何か多く

の船団のようなものが見える。どうやら父島のようだ(宿のおかみさんの話)

山からの眺めをカメラに収めながらの下山、ある時、鴬ともう1種の鳥の声
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             頂上にて

を初めて聞いた。クモの巣にも引っかかったが、或るゾーンエリアの出来事。

途中寄り道をして玉川ダムを見に行く。灌漑用のダムらしい。本筋道に戻り
下山する。手入れをされた遊歩道、迷うことはない。こうして3時間40分

で民宿に戻って来た。この間、やはり遭遇する人は1人もいなかった。

明日16日から年末まではこの一部区間は通行止め。歩道補修工事が始まる。

宿に戻り、シャワーを浴び、衣類の洗濯、干し。おかみさんがここで採れた
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ガヴァ、コーヒー、パンをサービス。背が高く寡黙で日本語の上手なスロベ

ニア人と戴く。4か国語を話すそうだ。客人は他に女性1人と3人のようだ。

島レモン、スターフルーツ、ガヴァの土地の果物を少し頂いた。大きなボン
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固有種のテリハハマボウ(夕方には紅く変色)              下山ウォーク

タン等、大小の柑橘類も実っている。これから以降はUターン、帰途の行程。

11:00、2人を港まで送ってもらう。出港直前になって小生を見送りに
来た人がいた。昨日島内コースを案内した観光協会のガイドさん。

写真を撮らせてくださいと。しかし、彼の一眼レフ、シャッターが下りない。
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        玉川ダム      島レモン、スターフルーツ、ガヴァ

焦る彼、SDカードなし表示。再度来てくださいと言うことですね・・と彼。

小生のカメラで撮って下さい、メールで送りますよと提案。メールアドレス

交換。ブログ記事にでもするようだ。そして吐露した話の延長、元妻とは未だ

縁がありますよ、頑張ってくださいと激励。狭い同島内に住んでおり、時折

IMG_1852.JPG遭遇もすると。沢山の人が見送りに来ている。

母島丸が港を離れる、桟橋突堤まで多くの

子供達が手を振り走り船を追っ掛ける。

先端まで来ていろんなポーズで海に飛び込

んだ。ビックリ、そして海面で手を振って

いる、さようならまた来てねと。温かな見送りに感激する。

相変わらず船の周りを多くのカツオドリが乱舞、警護している。
父島に着く前、船室のお年寄りに聞いた。島の方ですか?いいえ。聞くと

母島でチョコレートのカカオ豆を栽培しているという。カカオ豆に占める

小笠原産は極僅かであるが、アピールにもなるでしょうと。ハウス栽培
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     島民のお見送り           子供が飛び込む(母島)

ですという。そう言えば、島内コースで巡っているとハウスが3〜4棟有

り何かなと疑問に思っていた。台風の被害防止でハウス栽培ですという。

そして本質問をした。子供たちが突堤まで来て飛び込みましたね、あれは

出港時毎回の行動ですかと。私は年1回ほど来ていますが、毎回の行動の

ようですという。父島からの出港では、多くの小型船舶が随行して来ます
    小笠原太鼓でお見送り(父島)                  随伴走でお見送り

よと、カメラにある写真を見せてくれた。2時間余で父島に着。着後の

1時間半後に小笠原丸が出港する。乗船予約票を窓口で提示し、数秒で

搭乗券を発行し、乗船手続き完了。出港時刻となり多くの人が見送りに

集まっている。口上を述べ、小笠原太鼓一団のセレモニー、ドラが鳴り、蛍

の光が流れ、汽笛が鳴る。別れの哀愁ムード。人情味を感じ感傷的、センチ
            随 走                   飛び込み

メンタル気分に陥り、誰彼となく乗客も手を振り、涙がこみ上げる、多くが。

島民の温かいおもてなしだ。さようなら、また来てくださいと。船は離岸

そして小型船団が10隻以上随走して来た。船上で多くが手を振っている。

そして1隻の数名が海に飛び込み、水面上で手を振っている。そして次船も、

次の次船も次々と海に飛び込み手を振っている。乗客もカメラを向け、手を
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振る。こうして全船が次々と同行動を起こす。約15分間に亘って。

心と心が結ばれ、島の印象を強く残す感動的シーン。 観光振興のため、

観光協会、行政、船会社等の総意のセレモニー企画であろうと思うもの。

船の帰りの出航はセンチメンタルになる時間、要素が十分に整っている。

港には「小笠原に空港を」との横断幕がかかっているが・・・。

これら父島、母島の島民の生活リズムは小笠原丸の入出港と共にある。
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本土に向かう小笠原丸の出港日は日曜日。大人も子供も休みだ。

船上デッキで海を眺め、夕陽が沈むとともにレストランで夕食を摂り、

ラウンジでブログ記事を下書き、まるで流れる大河のような海を眺めなが

ら。ラウンジはとても賑やかだ、アルコールも入り、話が弾みとても喧噪。

若者グループがうらやましい。帰りは個室で10時に就寝。 小生の
泊まった宿のオーナーの老夫婦、食事の提供はしていない。 但し、

食材さえ調達すればコンロ、レンジ、調味料、鍋などが揃って自炊は自由。

軽食を用意して戴いたが、自家製という蜂蜜が美味かった。宿泊費安で満足。


posted by tennismouse at 22:44| Comment(0) | お出かけ・旅 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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