今年の梅雨は雨の日が多い。毎週水曜日のテニス、1ヶ月以上行っていない。
雨天中止ばかり。この間、1日だけ出来る日があったがその日は葬儀。
その雨の多い日の合間の天気の良い日を狙っていた。講座など計画がいっぱい
だが、天気予報を眺め、スケジュールを見て2日前にこの日に行くことに決め
た、トライアル登山。来月19 or 20日に百名山の1番の山、利尻山の登頂
を目指すための予備登山。行き先は伊吹山。小生の行動を探る老婆(ラオポ)、
電話がかかってきた、前日に。足手まといになるから断るも、断り切れず、
熱意に負け了承した。あの身体、身体障害者である側湾症、身体の芯が曲がっ
ているから無理だと思うも試みるという。今まで2人で百名山を登って来た。
最も最近では4年前の木曽駒ヶ岳〜空木岳の縦走を二人で登った。空木岳に
向かう途中、これは大変、引き返そうかとも考えたが、今来た道を引き返すの
もまた大変、前進のみ夕刻遅くに辿り着いた。今回の登山、付いて来られる処
まで来ればいいだろうと言うことで。前日夜、登山準備し、大まかな予定を
知らせる。我が家を6時半に出て高速を走り、彦根ICを降り、老婆(ラオポ)
まだ1合目
を7時半に乗せ、伊吹山麓8時半、9時登山開始。16時に下山を終える。
今回、小生は自身に負荷を掛けた。2Lのペットボトル×2本を重しとして
サック内に入れた。老婆の作ったおにぎり、飲料水等で総重量は5kg以上。
伊吹山は今回で4回目。駐車場の客引きに誘われその駐車場で登山準備をし、
やっと8合目 山 頂
ほぼ予定通り、8:45登山開始。1合目=9:20、2合目=9:50、
3合目=10:35、しかし、年齢もあり、重し4kgもあり、厳しくキツイ。
5合目=11:10、老婆も予想以上に付いてくるが、共にキツイ。老婆、
5合目で内心折り返そうかなと一瞬考えたそうだが、上を目指すことにした。
6合目=11:35、もう引き返したい気分、諦めたい気分、とてもキツイ、
重しが効いている。8合目=12:45、兎に角、登山道が岩石で歩きにくい。
山頂 山頂近く(下山中)
9合目当たりで少し足が痛くなる。こうして良く登ったものだと自分に感心
するほどで13:40頂上に立つ。予定より40分遅かったが。とても驚い
たが、身体に障害を持つ老婆の頂上到達には驚いた、大したものだ、感服感服。
平日であるも山ガールなど老いも若きも山頂で休んでいる。小生と同じ歳くら
いの単独登山者は途中で諦めたようだ。老婆(ラオポ)は5合目で断念を考えた
そうだ。頂上で食事、疲労で食べ物が喉を通り難い。頂上で30分休憩滞在。
バテた 歩く老婆(ラオポ)
14:10下山開始。下山も厳しい、歩く時間と共に足に痛みを感じるように。
兎に角、歩きにくい、大小の岩石で歩きにくい。まだペットボトル2本の重し
を背負って下山している。上下往復の同じ登山道、変化乏しく疲れる。
6合目辺りでペットボトルの水を1本を捨てた。もう登りたくない、もう登る
機会もないだろうと思いながら難行登山を終える。予定より1時間多く費やし
下山3時間20分を要して17時30分下山した。もうくたくた

前回の伊吹山登山は8年前、これほど苦痛では無かった。やはり8年の歳月は
大きい。当山の標準登山時間は6時間。今回、8時間弱所要、タイムオーバー。
さて、今回のトライアル登山、本番はこの伊吹山より累積標高差が約280m
高い。所要時間も3時間長い。登れるであろうか?!登らなければならない。
7月とは言え、山頂付近の平均気温は7℃余、登るにはいい気温だ。
関連記事 *2010.7.19 悪夢の伊吹登山
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