2018年07月12日

論語を学ぶ4

5回目の最終講義日。大学に着くなり事務局の窓口に向かう。先日、豪雨で

休講になった「食物を科学する」の補講日を確認。毎週金曜日であり、明日

ですか?と。今、補講日連絡の手続き中ですが27日になりましたとの返答。

論語の最終講義。小生は初学者、なかなか難解な講座で深く意味を汲み取れ

ないが、受講者の中には、専門的に究めておられる方も居るようだ。いつも

の最前列の自らの指定席に座る。時折言葉を交わす左席の方とも情報交換。

ブログの話になり、互いのブログアドレス情報を交換。この方はこの古典関連

分野の先輩であり、同講座では常連客。小生のブログの広く浅くとは対照的で

分野を絞っておられて内容は専門的。ブログの先輩であるが、罹病し3年前に

休止したという。しかし、小生のブログとは異なり、今でも多くのアクセス、

コメントがあるという。  ブログ:古典・詩歌鑑賞(ときどき京都のことも)

今日は366〜374章の9章(憲問第14)

その講義内容の一部を紹介。

367章 『子曰。君子上達。小人下達。』
     「子曰く、君子は上達す。小人は下達す。」

短文であるが、意味を汲みにくい文。以下は専門家の訳である。

先生は言う。君子は道義に従って修養するから、だんだん向上して高明の域に
達する。小人は利欲に志して安逸に堕するから、1日1日と下落して止まる
ことがない。・・・吉田 賢抗 訳

先生は言う。君子は上、天命を悟る者だが、小人は下、人事に明るいだけであ
る。・・・木村英一、鈴木喜一 訳     *人事:人間社会の出来事

老先生の教え。教養人は根本や全体が分かる。知識人は末端や部分について
知っている。・・・加治 伸行 訳

368章 『子曰。古之學者為己。今之學者為人。』
     「子曰く、古の学者は己の為にし、今の学者は人の為にす。」

先生のお言葉。昔の学生達は自分自身のために勉強した。今の学生たちは虚栄
心のために勉強している。・・・木村英一、鈴木喜一 訳

372章 『子曰。君子恥其言之過其行也。』
     「子曰く、君子は其の言の其の行に過ぐるを恥ず。」

孔子言う。君子というものは、その言うことが、その実行することよりも大げ
さになるのを恥じるものだ。・・・吉田 賢抗 訳

子曰く、諸君は、言葉が実行よりも立派なことは恥辱である、と銘記して欲し
い。・・・宮崎 市定 訳

372章に類似の句 為政第二の029
     『子貢問君子。子曰。先行。其言而後従之』
    「子貢、君子を問う。子曰く、先ず行え。其の言は而る後に之に従う」

ここで、自己擁護?!生きるとは行動することだオムレツを作れないから。

この367、368、372章、今世相を反映、的を射る誠に厳しいお言葉

そして、昔も今も、人世、変わらないものだ。己のエゴ、克己心との闘いだ。

処で、論語の訳には注釈が付き、解釈の手助けとしている。前の注釈を否定す

るのでは無く、前の注釈を元にして時代に合わせた注釈を付けている。

最終講義を終わり、隣席の方と学生食堂で昼食。情報交換。下期の同継続講座
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を共に受講しましょうと勧誘。受講者が10名を割れば閉講になる恐れがある

から。京都からの参加者で、他の講座との兼ね合いで考慮しますと返答。

内容難しく、じっくり考える事が求められる。現在の小生、身体を動かす行動

主体の日々、この行動、もしも身体に制約が起きれば面白いな、と思うもの。

現世にも通じる中国古典の学問。頭を使い、働かせるから面白い。内容に含蓄

が有り、より理解を深めるには、小生には疎い中国歴史も必須だから。

いつものルーチンワーク、雑誌一冊を買い、キャンパスを後にしました。
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2018年06月29日

食物を科学する1、2

2回目(22日(木))

2回目の講義、講師が変わった。今日は「有機農業の科学」

どうも出席する場所を間違えたようだ。小生では無く、講師である教授は。

レジュメには「秋冬作物は有機態チッソを好む」と大きくある。そして、

肥料・土づくり研究最前線とある。雑誌「現代農業」に載った執筆者だ。

研究成果の発表会のようで専門的でとても内容に付いていけない。その上、
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講師の声質、声量と小生の聴力低下により、散発的にしか聞き取れず、

より理解出来ず。レジュメの参考資料もあるが、専門的で難解。 

よって2回目の講義内容は割愛。

3回目(29日)

2回目と同講師。今回はレジュメ内容も分かりやすくなった。が、相変わら

ず専門的。レジュメ冒頭に「コーデックス(CODEX)とは?」とあり、専門

的内容。

「植物を利用したカドミウム土壌汚染の修復」が今日の講義内容。

その一部を紹介。       先ず、日本の四大公害。

  ・水俣病(熊本、水俣市)
  ・第2水俣病(新潟、阿賀野川流域)
  ・イタイイタイ病(富山県、神通川流域)
  ・四日市ぜんそく(三重県、四日市市)

イタイイタイ病はカドミウムが原因。三井金属神岡鉱業所から流れ出した

カドミウム(Cd)が水田を汚染。130人死亡、数百人以上の被害者。

カドミウムは充電式乾電池、顔料やメッキ等々に用いられている。

このCdによる土壌汚染、全国地域に見られる。汚染土壌を上下層を入れ替え

る、客土を用いる、で土壌の汚染の修復を試み改良している。

Cdは多くは米から体内に吸収される。野菜や、魚介類、雑穀やイモなどから
も吸収されるが大半は米である。Cdの籾米の国際基準は0.4mg/kg。

(コーデックス)玄米基準である。内密だが、いろいろ曖昧な事もあるようだ。

曖昧にしておかなければならない、公表できないこともあるようだ。

汚染米が生産されたら汚染土壌。基準値を超えた土壌?でも汚染米が生産され

なかったら汚染土壌とならないようだ。だから、如何にCdを蓄積しない米を

作るか。一つがCdを蓄積しない品種の開発。一つは玄米の濃度を下げる為の

栽培管理、手間がかかるが栽培中の水の管理。苗を植え、水を切り(落水)、

干し、間断的に灌漑、出穂前後2週間潅水、その後落水、収穫の工程。

手間がかかり、田によっては落水が十分に出来ず、収穫時の機械による刈り取

りに影響も出る。このCd、米以外の大豆、小麦、野菜などにも国際基準が

設けられている。このコーデックスとは食品規格、この基準により、これら

米や農作物、食品輸出にも影響を受ける。この基準の主導権を握っているのは

米国のようだ。このCd以外にもヒ素も同様に対象である。

残念であるが、どうも講師の声質、声量と小生の聴力のハーモニーが噛み合わ

ず、微妙な面白そうな話を聞き逃した次第。周りの動揺、動静に付いていけま

せん。惨め。

いつものようにキャンパスをルーチンワーク、後にしました。
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2018年06月28日

論語を学ぶ3

第4回目。前後して今回は、憲問第14の358章、362〜365章の5章。

古代の中国歴史に疎く、知識が乏しいから、講義内容が分かりづらい。

憲問第14の358章
『子日。藏武仲以防求為後於魯。雖曰不要君。吾不信也』

「子曰く、藏武仲、防を以て魯に後たらんことを求む。君を要せずと雖も、
吾れは信ぜざるなり」

「孔子は言う。晋の文公も斉の桓公も、ともに春秋時代の覇者で、諸侯の盟主

となり、周室を尊敬して天子を助けた大功は同じであるが、文公は謀略が多く

て正道によらなかったのに対し、桓公は正道を踏んで権謀術数を用いなかった。

そこに二人の大きな相違があるのである。」・・・吉田賢抗の訳

文公・・・紀元前696年 - 紀元前628年、在位紀元前636年 - 紀元前628年)
中国春秋時代の晋の君主。姓は姫、諱(死者を尊んでつけた名)は重耳
(ちょうじ)、諡(死後のおくり名)は文。晋の公子であったが、国内の内紛
をさけて19年間諸国を放浪したのち、帰国して君主となって天下の覇権を握
り、斉の桓公と並んで斉桓晋文(斉の桓公と晋の文公は必ず入るので春秋五覇
の代表として斉桓晋文という)と称され、春秋五覇の代表格とされる。*1

桓公・・・春秋時代・斉の第16代君主。春秋五覇の筆頭に晋の文公(重耳)と
並び数えられる。鮑叔の活躍により公子糾との公位継承争いに勝利し、管仲を
宰相にして斉を強大な国とした。実力を失いつつあった東周に代わって会盟
執り行った。*1            会盟 : 諸侯が集まり盟約を結ぶこと。
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憲問第14の364章
『子曰。其言之不怍。則其為之也難』

「子曰く、其の言の怍じざれば、則ち之を為すこと難し」

先生が言われた。「自分の言葉に恥じを知らないようでは、それを実行するの

は難しい。(ことばを慎んでこそ、それを実行できる)」・・・金谷 治 訳

孔子は不言実行でも、有言実行でもない。どちらかというと実行有言である。

参考に中国語では、行動、起きた順番に記す。
我去商店买东西。       私は店に行き、物を買う。    
我买东西去商店。       私は物を買い、店に行く。   ×
我为了买东西去商店。   私は物を買う為に店に行く。  ○ 

今回も決まったルーティンでキャンパスを動き回りました。

画蛇添足:何故か?快方に向かいました。
何が原因であろうか?! 両手指のアレルギ性皮膚病、酷くて病院に駆け込も
うと思っていた矢先、伊吹山に登った。それ以降、急速に快方に向かいだした。
何故?! 身体に厳しい登山、この身体にムチを打った結果のショック療法、
解毒したのであろうか?! それとも1日、炊事の水を扱わなかった結果で
あろうか?! 1日で症状は様変わり、妙な、可笑しな我が身体だ。

*1  ウィキペディア引用参照
posted by tennismouse at 17:26| Comment(0) | 学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

作物を科学する

昨日の講座と並行して次の新たな講座が始まった。毎週開講の全4回コース。

「作物を科学する」。先ず、腹が減っては戦が出来ぬ、と大学に着くなり学食
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に向かう。 小生は技術者の端くれ、

パソコン、電気等の科学が好きだ。また、

花のボランティアグループにも籍を置き、

花を、植物を愛でるのも好きだ。

今回の講座タイトル、この植物と科学、面白そうだ。15名余の受講者。

聴き取り易いようにと前方に座る。前方テーブルには種々の作物の試料が並ん

でいる。種々の種子や米、穀類を中心に。斜め前方には見たことがある顔が。

論語を一緒に学ぶ人だ、は間違っていた。そして自宅に戻ってから想起来!!

確か昨年、一緒に顕微鏡を覗いた人だ。動く「線虫」を観察した人だ、正解。

4回の授業を2人の年輩先生が分担して教える。1人は植物育種学、植物資源

学を専門とする、もう一人は土壌肥料学を専門とする農学部の先生。同大学は

農学部が出来て4年、来年、1期生が育っていく。パワーポイントで講義は

進んでいく。レジュメ7ページ、広い範囲を説明、2回/人の講義では時間制

約があり、内容が次から次へと移り、広く浅く、表面的な内容になる。

付いていくのも大変だ。その講義内容を2〜3紹介。

レジュメにある本日のお話には、1.牧農場の作物と多様性 2.最近の育種

の成果(育種と栽培環境)3.イネ遺伝資源の多様性とその活用。

大学が運営する牧農場は約3ヘクタール、ここが実習圃場。大学から車で10

分余の位置にある、3人の大学講師クラスのスタッフが常駐、栽培管理する。

2つほど講義内容紹介。アブラナ科植物とイネの品種について。  先ず、

アブラナ科植物、地中海産のケールという葉植物がある。この植物から種々

の新たな植物が人の手により改良され生まれている。キャベツ、芽キャベツ、

コールラビ、ブロッコリー、カリフラワーなどが派生種。このケールの葉を
結球させたのがキャベツ。次にイネの話。コシヒカリにイオンビーム照射に

より作出されたのが「コシヒカリ環1号」。カドミウムを殆ど蓄積しない。

突然変異品種で特性はコシヒカリとほぼ同等。米のCd濃度は規制されている。

私たちが食べるお米はジャポニカに属し、粘りが有る。パサパサして粘りが無

いのがインディカ米、米の性質に合わせて種々の食品に加工されている。世界

全体では粘りが無いパサパサしたインディカ米が主流。イネは多収品種から

良い食味、健康、簡便なものとニーズの多様化に向けた育種目標の変化が有り、

香り、色、食味、アレロパシー、抗酸化活性、食品開発、品種間差異、栽培

環境の影響、が研究のキーワード。飼料米や水田アートの鑑賞稲など用途に向

けたお米の品種が開発されている。イネは世界に10万品種とも言われ、日本

では、300品種が流通している。米以外ではその他、果肉まで紅く美しい

リンゴ、上向きに咲く向日葵、ヘタにあるトゲの無い茄子、白いイチゴ、変色

(酸化)しにくいリンゴ等々。突然変異で白いイチゴが出来たが、捨てていた。

逆転の発想で商品化。甘さ、香りを具えた白いイチゴに20年の歳月を費やす。

渋皮が簡単に剥ける「ぽろたん」という栗。実も大きく、香り、甘みも備える。

以上が講義内容の一部。質問を受ける時間があり、小生も一つ質問。

カドミウムを吸収しない米が作れるのであれば、福島の放射能を吸収する植物

は無いか?と。向日葵がいいと言われたが、効果は少。セシウムはカリウム

に化学的性質が似ている。地表に溜まるから植物を利用した根からの吸収は

難しい。除去の一番良いのは落ち葉をかき集める手法が適している。帰宅後、

カリウムを調べると比重は0.862と1.0以下と軽く水に浮く。

授業が終わり、種々のサンプル品を希望者にお裾分け。どの様な花が出来るか、

アサガオの苗を頂いた。一般的なアサガオの花では無いようだ。カマイラズ

(鎌不要)というイネの種籾も頂いた。帰宅後、早速植え付け、ペットボトル

に種籾を蒔いた。名前の通り、このカマイラズ(米)の藁、腰が無く、枯れ枝

を折るように簡単に折れてしまう。強風が吹けば折れるだろうが・・・。

品種改良により目的とする性質を持った米が人の手で作られている。

イネを使った水田アート、種々の色のイネを種から育て、植え付け描いている。

先生もいたってオープン、気軽に農場も訪れて下さい、相談して下さいと研究

室の電話、メールの連絡先も提示してある。オープンは色んな情報が集まる。

足:今回の講義は食後、腹の皮は突っ張り、瞼は少し弛んだ

*追伸) 2018.6.17  22:00〜24:00  NHK BS3 放映  「被爆の森2018
   セシューム137は肥料のカリウムに似て多くが(91%)土壌に残留、比較的
   浅い土中に。植物が根から吸収し、花、葉、果実、種子に凝縮。昆虫、動物が食し、
   体内へ。ウグイスを調べたところ外観異常を確認。
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2018年06月14日

論語を学ぶ2

第3回目。前後して今回は、憲問第14の354章〜357章の4章。

憲問第14の354章   『子曰。貧而無怨難、富而無驕易。』

曰く、貧しくして怨むこと無きは難く、冨みて驕ること無きは易し。」

生活が苦しいとき、運命や社会を恨まないでいるのは難しい。しかし、金持
ちだと、驕り高ぶることを抑えるのはたやすい。・・・加治伸行 訳

この意と類似の論語、学而第1に有り、

子貢問いて曰く、貧にして諂うこと無く、冨みて驕ること無きは、何如、
と。曰く、可なり。未だ貧にして道を楽しみ、冨みて礼を好む者には若
かず。」                                                               諂う=怨む

この論文説明の前置きで、「説文解字」・・・文字等の解説有り。
「字書」・・・西暦年代、説文解字などの漢字の形・音・義を解説した書籍。
音・義とは漢字の発音と意味の解説の意。
この字書より論語は400年程古い。このような時代の文字表記である。
     当時の「文字」   文:象形・指事  字:会意・形声
論語集解、秦の燓書坑儒今文学派、古文学派、清考証学 等の説明聞くも
小生には説明不能。

現代の論語は漢字で書かれており、句読されている。しかし、本来の論語に

句読は無く、漢字の羅列である。論語書物はある時期、争乱により破棄破壊、

故に、建物壁内に隠したとも。滅失により口承、口伝えで承継されたという。

当然、口承ではその内容に忠実性を保てず変質。また、当時の時代背景、漢字、

文字の意の解釈も確立には至っておらず、原文趣旨と乖離が生じているようだ。

憲問第14の355章
    『子曰、孟公綽為趙魏老則優、不可以為滕薛大夫也』
曰く、孟公綽、趙魏の老と為れば則ち優。以て滕薛の大夫と為すべからず」
 人名:孟公綽 、地名:滕薛     大夫=執政、公に仕える立場

先生が言われた。「魯の孟公綽は、趙氏や魏氏の家の執事となったら十分に勤
まるだろう。しかし、滕・薛の小国の大臣では勤まるまい」・・・貝塚茂樹 訳

憲問第14の356章
子路、成人を問う。曰く、臧武仲の知、公綽の不欲、下荘子の勇、冉求
藝の若き、之を文るに礼楽を以てせば、亦た以て成人と為すべし、と。曰く、
今の成人は、何ぞ必ずしも然らん。利を見ては義を思い、危うきを見ては命を
授く。久要、平成の言を忘れざる、亦た以て成人と為すべし、と。」

子路が人物の及第点を尋ねて言った。臧武仲のような知性、孟公綽のような無
欲、下荘子のような勇気、それに冉求のような才芸があって、なおその上に、
礼楽の教養で磨きをかけたなら、人物として及第点が与えられましょうか。
曰く、今の及第点は到底そんな贅沢は言っておれないな。ずっと程度を引き
下げて、利益を前にしては、それが正義か不義かを考えて立止まり、危険な場
合には生命を投出す覚悟があり、どんな時にも平成口にしていた言葉を忘れな
いでいる人があったら、さっさと及第点がつけられるよ」・・・宮崎市定 訳
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何時ものように、学食で昼食を食し、書店と、生協売店に立ち寄り、キャンパ

スを後にしました。

*補足:訳文以外の文中の内容、一部、理解が、自信が十分ではありません。 
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2018年05月31日

論語を学ぶ1

第2回目。初学者の小生、なかなか難しい。それをブログにて説明、大変だ。

今日は人物、管仲の評価である。管仲とは何者??良くワカラン。

帰宅後、ネットで調べる、出て来た。

桓公は、春秋時代・斉の第16代君主。春秋五覇の筆頭に晋の文公と並び数え

られる。鮑叔の活躍により公子糾との公位継承争いに勝利し、管仲を宰相に

して斉を強大な国とした。実力を失いつつあった東周に代わって会盟を執り行

った。」 管仲は、天子(王=桓公)を補佐して政治を行った官とある。

当時、中国に於ける冠位は、帝は王より上位に位置する。
 さて、2012年、成都に中国語を学びに行ったが、その時、一般講座で

中国概況の授業が有り、その時の外国人向け教科書を引っ張り出す。春秋戦国

時代とは、紀元前770〜前221年。当時、140余の諸国が乱立、その戦

乱から残ったのが、斉・楚・燕・韓・趙・魏・秦の7ケ国。この7ヶ国の国内

の勢力争い激しく、社会の激しい変革を反映し、意識形態、主義主張、各種各

様の学派を形成し、百家争鳴。この時代に、孔子、孟子の儒家、老子、庄子の

道家、商鞅、韓非子の法家、墨子の墨家の各学派が誕生し、中国古代伝統思想

の源流を成すとある。  管仲は当時のこの斉の国の宰相、大政治家である。 

参考に、その中国概況教科書では、各時期を、

紀元前770〜前221年 春秋と戦国期 奴隷社会から封建社会への過渡期
紀元前221〜220年  秦から東漢へ 統一封建国家の建設と成立期
   220〜907年 三国から唐代へ 封建社会の発展と隆盛期

今日の論語講義、浅くさらりと復習。 太字が人名

憲問第14の353章     
子産を問う。曰く、恵人なり、と。子西を問う。曰く、彼をや、彼をや、
と。管仲を問う。曰く、人や、伯氏の三百を奪い、疏食を飯いて、歯を
没するまで怨言無し、と。

3人の政治家の孔子の評価である。この中で、管仲を「相当の人物です・管仲
伯氏の駢の邑の三百戸の領地を奪いました。ところが伯氏は、粗末な飯を食
べながら死ぬまで恨みを言わなかったのですから」・・・貝塚茂樹 訳

憲問第14の360章
子路曰く、桓公公子糾を殺す。召忽、之に死し、管仲は死せず。曰く、未だ
仁ならざるか、と。曰く、桓公、諸侯を九合して、兵車を以てせざるは、
管仲の力なり。其の仁に如かんや。其の仁に如かんや、と。

「会盟したとき、武力を用いなかったのは。宰相の管仲の力量に依る。[乱れ
ていた諸国間の争いを、ともあれ平和な会盟にまで持ち込んだその見識と力量
とを見るならば、主君に殉じた召忽のありかたは立派だけれども、天下国家の
点から言えば、]管仲の立派さには及ばない」と。・・・加治伸行 訳

憲問第14の361章  管仲を評価    詳細省略 
八佾第3の62章    管仲の器小哉〜、 と低評価  詳細省略

概ね、管仲の人物評価はいいようである。

孔子は今から約2550年前に生まれる。当時の漢字と今とは異なる意も。

西暦100年に「説文解字」という中国最古の字典、約10000字余。

1716年に「康熙字典」。清の康熙帝の勅撰。中国の漢字の集大成。

漢文表記であり、現代中国語との関係は薄い。さて、エライ講座を申し込み、

紛れ込んだもの、論語研究会のような集まり?!中国歴史も必須。然し、深入

りすると面白そうだ。が、多くの時間を費やす。現状の小生にはとても無理。

しかし、説明を聞くと中国歴史、三国志などは面白そうだ、と感じるもの。

学食で昼食を摂り、書店、生協売店をぶらりし、雨のキャンパスを後にした。

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2018年05月17日

論語を学ぶ

今年度の講座が今日から始まった。隔週講座で、全5回。難しいだろうなぁと

思う講座。中国語を少しかじったから中国の思想書、論語を学んでみようと。

論語とは、孔子没後、門人による孔子の言行記録を儒学者の一派が編集した

もの、とあり、処世の道理、国家・社会的倫理に関する教訓、政治論、門人の

孔子観など多方面にわたっている、とある。

受講生は10名前後、継続講座である。今回から初受講した小生、新参者と

言うことで周りの受講生は見ているようだ。隣の人が教えてくれた。

授業が始まる前、1人の受講生がこの論語の本、要りませんかという。どうも

意図した本ではなかったようだ。本の行き先、最終的には小生で落ち着いた。

取りあえず預かっておきますと言うことで収めた。NHK出版と有り、放送

でもされた内容か?!その他、3冊の本を持っている。論語を追求されている

ようだ。その本の巻頭には、論語についての説明文があり、大長編だと思って

いるだろうが、章句の数は500強くらい、短いものはたった5文字。

長くても300字超。全部で13000余字。400字詰めの原稿用紙に

キッチリ詰めて書いて30数枚。これが超大作だと思っているのは、孔子の

オリジナルの言葉に対し、後世の学者が山ほどの解釈を付け加えたからと。

さて、講座開始前、事務員が小生の名前を呼んだ。継続して学んでいる人は


所持しているが、小生は初回、講義レジュメテキストを渡された。論語和訳

集成 憲問第14(全)とある。論語についての和訳解説書である。

その他、今日の講義範囲の4つの章の論語に出てくる語句と同じ語句が出て

くる論語をまとめた今回の参考レジュメ。 テキストの和訳集成レジュメの

表紙には和訳の専門家が列挙、掲載されている。小生の知る有名な人では

加治伸行氏のみ、他に吉川幸次郎氏など8名の学者が凡例として載っている。

 今回の講座は、憲問第14の348章から。

 『子曰。有徳者必有言。有言者不必有徳。仁者必有勇。勇者不必有仁』

「子曰く、徳有る者は必ず言有り。言有る者は必ずしも徳有らず。仁者は

必ず勇有あり。勇者は必ずしも仁有らず。」

この解釈について、レジュメには8名の学者の訳文が載っている。加治先生の

解釈は、「人格の立派な人物ならば、そのことばはきっと優れている。しかし、

いいことを言う者は、必ずしも人格が立派ではない。人格者は、必ず勇気があ

る。しかし、勇敢な者は、必ずしも人格者ではない。」

木村・鈴木先生の解釈は、「人柄の人は必ずそれに相応しい良い言葉を吐く

ものだが、立派なことを言う人が必ず立派な人物とは限らない。愛の心に満

ちた人には必ず勇気があるが、勇敢な人が必ず愛の深い人とは限らない。」

今日の講座、351までの4章。専門家の異なる解釈、表現を見ながら、

講師の説明と共に自分なりに解釈していく。含蓄が有り難しい。

中国では時代、政治背景によってその解釈がねじ曲げて解説しているものが

あると。漢の武帝の時代には。孔子の教えを国家のイデオロギーとして文民

の支配に利用しようとしたから。日本では江戸時代、武家の心構えとして隆盛。

講義後、聴き取り易いようにと最前列に居座る小生に対し、意外にも教授は挨

拶をした、よろしくと。40歳位と若く、ラフな服装からとても教授には見え

ない。 隣の人が言うには、事前に予習をして授業に出ているそうだ。

レジュメテキストを戴いた。今後、予習して出席しなければ、深い解釈は無理

なようだ。講座では、和訳を全員で唱和して学んでいる。子白く、・・・。

然しである。然し、この学問を深く熟考、黙考しようとすれば、既に我がキャ

パはオーバー。とても時間が足りない。何かを捨てる、削らなければ・・・と。

授業は12時半終了。学食で昼食を摂り、書店、生協売店をぶらり、で帰宅。
posted by tennismouse at 17:03| Comment(0) | 学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする