2019年07月13日

動物的嗅覚

嵐の前の静けさとも言うが、昨夕の台風(老婆(ラオポ)さん)一過後、静けさ

が24hぶりに戻った。ブログを書く環境ができた。馬耳東風のタイフーン、

大年増には降参。 英気を養い去って行かれた      本題へ。

そのブログ記事のネタ、話題は新聞記事から触発されることも多い、今回も。

我輩は、人間は動物である。だから野生的な本能、感覚も持ち合わせている。

どうも日々のニュースを観ているときな臭くなってきた。不安定な世界という

思いがする。国家間の一触即発の状況、間違えば交戦の状況が多くなってきた。

距離的に遠い、近いに関係なく、下手をすると戦いに巻き込まれる。

新たな国家が生まれると先ず作る、組織するのが軍隊という、その新たに出来

た国家は他国からの侵略を力で阻止し独立を守る。今、隣国中国の勢力膨張に

より世界が不安定になってきた。世界秩序が乱れてきた、故意に乱している。

合従連衡により国家間の勢力バランスに変化が生じている。米国と中国、米国

とイラン、米国と北朝鮮が対立。トルコも韓国も合従連衡により政治に変化が

起きている。昨日の新聞記事では日本周辺、日清戦争前の地政学的関係に逆戻

りした、と某教授は言う。その半島の隣国は何とも厄介だ。議論が噛み合わな

い、話が通じない。国家間の過去の国際条約をも平気で反故にする。となると

日本には信頼できぬ国と映る。話が、約束が出来ない、相手に出来ないとなる。

同大統領に国の統治能力も日本問題の解決能力も無いようだ。故に日本がらみ

の問題は手っ取り早く全て日本に責任転嫁する。韓国のためにも毅然と対応だ。

韓国の常識は世界の非常識と言う。現在の大統領、その次なる大統領によって

投獄、処罰されるのであろう、同国の元大統領の結末慣例?!に従って。

国際情勢が大きく変化する中、日本国民も呑気に映る、島国故か。自衛隊は合

憲か違憲か。憲法学者は違憲という。学者の判断が正しいであろう。

苦肉に憲法の解釈によってその齟齬をすり抜ける、国を守るために。世界情勢

は時と共にめまぐるしく変わる。日本は四方を海に囲まれ、海が守りに役立っ

た。しかし今日、100年以上前と異なり技術は大きく進歩、今は爆弾を抱え

た精密誘導の高速飛翔体が陸から海から飛んでくる。枕を高くして寝てはいら

れない。だから、その技術変化に、国際情勢の変化に、時代に合った憲法に変

えようとしている。命を賭して国を守る自衛隊員の尊厳を守るためにも。

が、憲法を守り、護憲であれば平和が続くと呑気に構える。だから、どうも

下記論語の第419章の教えに相通ずるように思うのである。

日々の新聞記事、注意深く観察するとその国際情勢の大きな変化に、動物的嗅

覚で国もそれなりに手を打っているようだ。英国とは準同盟に格上げ、緊密化

したようだ。ユニオンジャック、国旗にこのユニオンジャックをあしらった国

家は多い。オーストラリア、ニュージーランドなど多くが英国の一員。

カナダ、仏とも緊密度を増している。世界のリスクを共有しているからだろう。

米国はイランへの攻撃をためらった。もし戦争になり戦力を拡大すればその隙

に中国が動く!?かも。米国に二正面作戦は出来ないだろうと。物騒な世界に

なってきた。その特異な国の指導者が来春、国賓で日本を訪れるという。友好

が増したからと言う。陛下にも会うという。世界から孤立すると日本に接近し、

利用する。今も尖閣で領海侵犯を繰り返す、どうも理解出来ない、国賓待遇の

招聘が。政権内には媚中派の大物古参議員もおり、国内には外国に通じる分子

がいるから何とも複雑で厄介だ。
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一昨日の大学講座、最終講義の5回目。論語の衛霊公第15篇。 
今回は善き句が多くあったが、その内の3句を紹介。

第417章
子曰。巧言乱コ。小不忍。则乱大谋。
  子曰く、巧言は徳を乱る。小、忍びざれば、則ち大謀を乱る。

子曰く、うまい口先は徳がなくてもあるのかと思わせるものだ。
小さな事に我慢出来ないようでは大事の謀をかき乱すことになる。

第419章
子曰。人能弘道。非道弘人也。 (弘 ⇒ 拡)
  子曰く、人能く道を弘む。道、人を弘むるに非ず。

人間は道徳的存在であり、道徳は人間のものである。
しかし道徳は与えられた存在として存在するのではない。
人間がその努力によって不断に拡充することによって、拡充される。
人間が道徳を拡充するのであり、道徳が人間を拡充するのではない。

第420章
子曰。吾嘗终日不食。终夜不寝。以思。無益。不如学也。
  子曰く、吾嘗て終日食らわず、昼夜寝ず、以て思う。益なし。
  学ぶに如かざるなし。

子曰く。私は、一日中食べることもせず、一晩中眠ることもせず、
ひたすら考え続けたが、得るところがなかった。それよりは学習することだ。

余談:巷の大学教授は嘆く。近頃の学生は自分の考え、結果が、出力がないと。
   しかしそれは、入力(学び)がないからなのだと。

講座終了後、いつものように2人で学食で昼食、雨のキャンパスを後にした。

長くなるがもう1句あった。
第418章
子曰。衆悪之必察焉。衆好之必察焉。
  子曰く、衆これを悪むも必ず察し、衆これを好むも必ず察す。

群衆は往々にして衆愚であることがあり、それが原因となって独裁者が生まれ
村八分が生まれる。世の多くの人が悪く言うときも、善く言うときも(直ぐそ
れを信じずに)必ずその底まで見通すことだ。(単純に信ずるな)

余談:小生が大学生の時、某教授が言った一言を今も覚えている。
  「物事を批判的に見よ」と。鵜呑みにするな、その内容に対して批判的に
   読め、聞け、考えよ、と。   この一ブログ記事も同様に。
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2019年03月17日

国家の覇権

大学の授業、今から15年程前の大きな教室での講義、そこで教授が学生達に

尋ねた。今の世界のリーダー、覇権国は米国、では30年後は何処だと思うか

?!と。丁度、人口14億人の中国がもの凄い勢いで勃興している時期である。

次は中国だ、と思わせる勢い。がしかし、この両国の政治体制は全く異なる。

シリーズ特集「ルール無きサイバー空間」の昨日の新聞記事、「5G制すは

世界を制す」。この両国が主導権を激しく争っている。それは次世代移動通信

システム(5G)の技術の覇権戦争とある。5G規格、高画質の映画1本のダ

ウンロードが20秒もかからないと。1平方キロメートル当たり、100万台

の小型無人機などの兵器と同時に接続でき、リアルタイムで遠隔操作可能とい

う。原子力潜水艦は指揮官不在で移動、この5G技術の覇権で世界のリーダー

を狙っている。軍の無人化も、他国の戦車、戦闘機、核兵器を乗っ取ることも

可能という。通信、サイバー空間の国家間の覇権争い。世界最大の中国の通信

機器メーカーがファーウェイ(華為)。アメリカが神経を尖らす疑惑の会社。
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今日の新聞記事は、「情報操作が他国を壊す。」ハッカー集団が他国に「侵入」

し、ツイッターなどのSNSを通じて誤った情報を定期的に流す。国民は日常

的にその情報に触れ、知らぬ間に洗脳される。選挙結果も変えることが出来る。

トランプ大統領のロシア疑惑であり、台湾の昨年の統一地方選挙では、与党の

議席が13から6に半減する大敗を喫した。中国政府が支援するハッカー集団

により与党を批判する大量の情報が流された。

この影響によると欧米メディアは分析。

16年春、韓国の朴槿恵前大統領を批判する嘘の情報を書き込み始めた。

朴氏の「経済問題」や「能力不足」を強調するフェイクニュースを流し、退陣

を求める230万人以上のデモに発展、同年12月、国会で弾劾が可決された。

朴政権が南北経済協力事業の開城工業団地の稼働について全面中断の決定を下

した。北朝鮮は韓国国民の感情を扇動、朴政権を崩壊、切り捨てるために世論

を裏で工作した。わずか数十人の手による情報操作で権力を転覆させる。

こうして最悪の場合、国家が「内部崩壊」させられる可能性もあるという。

英国のEU離脱を巡る国民投票では世論操作にロシアが疑われている。

中露の他、北朝鮮もサイバー攻撃に長けた国の一つという。国家ぐるみの犯罪。

北朝鮮が偽情報で国民を手玉に取り、社会インフラの機能に影響を与える技術

を保有すれば、先進国との力関係が変化するとある。

かつての覇権国イギリスの混迷が止まらない。イギリスが衰退期に突入した頃

は、現在同様、政治のリーダーシップの質が極端に低下したという。かつての

ローマ帝国やスペインも後退局面で無能な指導者による失政が覇権国としての

退場を早めたという。この覇権国の<隆盛>と<衰退>のサイクルは避けられ

ない歴史の宿命。地政学を理解せず、国益を顧ないトランプ大統領の誕生は、

アメリカによる「パックス」(平和・支配)が終焉へと向かう段階に入ったと

の解釈に説得力を与えるという。その鼓動は確実に従来とは異なる打ち方をし

ており、やがて大きなうねりとなって世界を動乱期へと導く可能性を歴史が如

実に示しているという。 小生はもうこの世から消えているだろうが、30年

後、50年後の世界、何処の国が世界のリーダーとなっているのであろうか。

国民を抑圧、力による統治、支配の中国、先ず無理だろうと!

*2019.3.16/17 新聞朝刊記事から部分引用

徒然に、あるがままに・・・つくづく述懐。
   吐露三つ子の魂?!  我が深愛なる同盟国、フェイク情報に敢えなく陥落。鎖国政策32年。
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2019年01月17日

歴史の改竄

丁度3年前、京都の大学キャンパスで講座を受講。「この世・あの世と輪廻転

生する世界」、とても印象深い講座であった。最終講義、倫理規範を支えるも

のの説明、インドでは輪廻転生する来世意識であり歴史感が無い。生きてきた

証の結果、今の自分がある。「行為と存在」のKarmaの理論。他方、中国

では、後世意識で「行為と評価」。清朝以降、王朝交替ごとに新しい王朝が前

代の王朝の歴史を編纂することで,自らの政権の正統性を明らかにした。現在

では共産党が都合良く前代の歴史の正統性を決めている。起居注、左史、右史。

今朝の新聞記事、韓国という国の問題を読み、上記講座内容を思い出したもの。

韓国という国がとても分かり易く書いてある記事、以下に転載した。

『「韓国は歴史を書き換えるので気をつけないといけない」。韓国の大学で
歴史学を学んでいた日本人留学生から以前、聞いた話だ。
小倉紀蔵京都大教授によれば、日本と韓国とでは歴史観がだいぶ違うという。
小倉氏は「なぜ日本人は過去の糾弾をしないのかということを韓国人はよくい
う。過去の糾弾というのは、儒教的な意味でいえば毀誉褒疑の『春秋の筆法』
によって、どれが悪くて、どれが善かったという、必ず善悪の価値を付けて歴
史を描くことをいう。そういう歴史観こそが文明だと思っている」
(「心で知る、韓国」)と指摘する。
 ◇歴史の立て直し
春秋の筆法という言葉は、中国の孔子の編集による歴史書『春秋』に由来する。
韓国でよく耳にする言葉に「ヨクサ パロ セウギ」というのがあるが、直訳
すると「歴史の立て直し」だ。韓国版「春秋の筆法」といえるかもしれない。
埋もれた真実を探り出すという側面もあるが、政権が代わると自分たちの都合
のいいように歴史を書き換えるという面もある。「歴史の立て直し」は日本人
にはなかなか理解しづらいが、それ以上に驚かされるのが、過去に日韓間で結
ばれた合意や協定が事実上”反故”にされることだ。慰安婦問題をめぐる20
15年12月の日韓合意に基づき設立された「和解・癒やし財団」の解散問題
やいわゆる徴用工訴訟の最高裁判決がそれだ。「約束を守ることが正しい」と
する日本人には到底許されない。だが、くだんの知人によれば、韓国人は約束
を守ることよりも、その約束が韓国語でいう「オルバルダ(正しい)」かを
重視する。韓国人は、この「オルバルダ」を基準に歴史もみているという。
ソウル在住の通訳者に聞いたところ、「オルバルダ」は「道徳的に正しい」
「人間として正しい」といったニュアンスがあるという。韓国人にとって、
朝鮮半島の統治をはじめ元慰安婦や元徴用工の問題は「日本が人間として正し
くないことをした」ために起きたということが大前提にある。
そこに「歴史の立て直し」が加わり、韓国には1910年に締結された日韓
併合条約も、65年に結ばれた日韓基本条約も「無効」という考え方がある。
◇遡及される法律
さらに韓国では法そのものに対する考え方が、日本人の常識とはずれている。
韓国の場合、法を遡及して適用されることがよくある。他の法治国家ではあ
まりみられないことだ。 韓国では実際、新たに制定された法律により、
2人の大統領経験者が過去の事件で投獄されている。  以下略  』

中国でも清朝以降、新王朝が前代王朝の歴史を編纂、韓国同様書き換えている。

歴史とは、ある事物・物事の現在までの進展・変化してきた過程の蓄積記録。

栄光の歴史は引き受けるが、汚辱の過去は否定してしまいたい、歴史の改竄で。

韓国という国家を動かしているのは一体誰、何なのであろうか?!運営主体は

国民が選んだ政治家、政府であり、大統領であるのだが、時にどうもそのよう

な指導力があるとは思えないことがあるのだが・・・。日本から観れば自己中

に見える。国民の根底にある考えは小中華主義に、中国伝来の朱子学?!

*2019.1.17 新聞掲載記事 「韓国 なぜ約束を守れない」 より転載
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2017年11月27日

頭の体操

4回のREC講座が今日で終わった。今日は「複合危機の中で混迷する

ヨーロッパ民主主義とEUの行方」。講座内容を一概に説明するは難しい。

EU、混迷しており、何処へ行くか分からない。正解がないから。

 先の土曜日、久し振りに能登川テニスに行ってきた。子供の頃、よく遊

んだ猪の子山山麓の誰もいない子供公園で昼食を摂る。その脇には平和の

塔が建っている。先の日清戦争以降の戦没者を祀る塔。当町出身の各犠牲

者数が載っている。そこには日本が参戦した過去の戦争も掲載されている。

1894年 日清戦争 1904年 日露戦争 1914年 第一次大戦

1931年 満州事変 1937年 日中戦争 1941年 第二次大戦

この50年間余に6つの戦争をしている。戦争が頻発、日本、中国、ロシア

に囲まれた朝鮮半島を巡る領土・領海の支配、争奪が絶えなかった時代。

以降今日まで70年余、この日本周辺では戦争は起きていない。

がしかし今、一触即発の状況下にあるのがお隣りの北朝鮮。

常連である2人の執筆者(専門家)がこの問題を紙上に掲載した。

北朝鮮問題が動けば、その後の東アジアに起きる劇的な地政学的変化、

地域秩序は大きく変容するであろう、と予測する。

A氏は欠けてはならない長期的視点、大きな視野を持つように勧めている。

『人は、とかく解決策がないように見える問題については目を背け、また

「見たくない未来」には決して目を向けようとはしないと。

そのA氏の掲載内容を以下に整理抜粋した。

武力行使も米朝との対話も、結果は同じという。

@米軍の短期攻撃で核、ミサイル能力が完全に無力化されたとして、その

後の朝鮮半島はどうなるか、北の体制が存続するとは考えにくい。

北の体制崩壊後、朝鮮半島は統一されるのか。

A米朝対話によって「北の非核化」が進むとすれば、その後の北朝鮮の現体

制は存続しうるか。核放棄を約束して体制が揺らがないとは考えにくい。

B北の脅威がなくなった後の在韓米軍や米韓同盟はどうなるのか。

在韓米軍の撤退或いは米中の協同分担作戦となれば、朝鮮半島に於ける中国

の影響力は画期的に高まり、日米同盟は根底から揺さぶられる。

C北が米本土に届く核搭載の大陸弾道弾ミサイル開発を放棄すれば、残りの

核はいわゆる「凍結」で事態が収められるだろうか。収められると日韓を含

む東アジアでは北の核脅威は恒常化、米国の「核の傘」や対米同盟の信頼性

は低下し、この地域の地政学的現状は決定的に変質するだろう。 また、

米中間の壮大な取引に注視とある。半島の将来像について突っ込んだ話し合

いをする公算が大きいと言う。相手は権力基盤を画期的に強化した「習近平

の中国」。有力案は「キッシンジャー構想」で、その構想は、北の核廃棄に

向けて中国のかつてない協力を求めるために、北の非核化の後に在韓米軍の

大半を撤退させることを予め中国に約束するというもの』

Bの在韓米軍の撤退案である。         B氏については、

『米韓同盟は消滅の危機にある、と。今の文在寅政権の動き、心の底に親北

的なるものを潜ませ、南北間の融和を妨げているものが在韓米軍であると

見なし、米韓連合司令部の解体までを視野に入れているのかも知れない。

北朝鮮の思うつぼで中国の勢力が朝鮮半島全域に拡大する可能性を開くこと

にもなろう。米国の韓国に対するかねての嫌悪感を増幅し、やがて米韓相互

防衛条約事態を機能不全にしてしまいかねない。米軍が先制攻撃に出ること

も選択肢の一つであろうが、さりとて米韓同盟下の韓国の同意なしに攻撃は

難しい、不可能である。同意を得られないとなれば米国は、自らの行動の

自由を求めて同盟破棄の選択に出ないとも言えない。韓国が無力化され中国

がこの中に割り込んで来る事態になれば、日本の危機は一段と差し迫った

ものとなる。こうなれば日清戦争開戦前夜の極東アジア地政学の再現である。

日清戦争とは清国に服属していた李氏朝鮮が政争や内乱のたびに清兵の派兵

を要請して、これが海峡一つ隔てた日本に不安と恐怖を誘発した戦争』

A氏は、『日本人には東アジアの大きな地殻変動を予感しつつ、「頭の体操

のつもりでも良いから是非大きな視野を持つよう勧めたい』という。

現代の戦争、戦っても短期に勝負は決する。軍事力差により戦わずして勝負

を決する事もある、現代は。

日本にとって、バッファ地帯となっていた朝鮮半島ではなくなる・・・!?

注釈)11月9日、24日に新聞紙上掲載
   中西 輝政 名誉教授(A氏)  渡辺 利夫 大学学事顧問(B氏)
   
*関連記事 2013.8.24 体内防衛

posted by tennismouse at 22:44| Comment(0) | 国際問題・関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月09日

信義なき国家

政治とは、「主権者が、領土・人民を治めること。まつりごと」と辞書にある。

また「ある社会の対立や利害を調整して社会全体を統合するとともに、社会の

意志決定を行い、これを実現する作用」とある。主権者とは国民の代表者である。

日韓関係がまたもぎくしゃくしている。その原因は主に韓国側から起きる。

今日、駐韓大使が一時帰国と相成った。日韓が1年前に合意した最終的かつ

不可逆的な解決とした慰安婦問題をまたも反故にし、可逆化した。

政府、国家間の合意を、信義を無視した。韓国という国家はどう言う国家で

あろうかと呆れもする。このような国家間の合意を当然のように反故にし、愚弄

すると全世界から信頼を失う。ある評論家によると韓国は近代的国家前の前近

代的国家であると言う。その指摘になるほどと頷くもの。いつも対応に生ぬるい

日本、今回は強硬路線に出た。この出来事を個人間の出来事に置き換えれば

小生も怒る、相手のためにも怒る。日本は大使、釜山総領事召還など4項目の

対抗措置を打ち出した。珍しく毅然とした挙に出た。中国には従順で、日本には

反日無罪で抵抗する韓国。なかなか理解出来ない国だが、国民思想の根底には

中国の華夷思想、朱子学の影響があると言われている。今なお華夷思想の影響

による小中華思想の権威主義で、相変わらず日本を蔑視する。種々の韓国支援

を行う日本が韓国を見捨てれば韓国は沈没する。国民の情実で動く韓国、国家

運営が正常に機能しない、まつりごとが停滞、国家は漂流、機能不全一歩手前

に観える。 このように韓国は国家の統治機能に問題を抱え、日本を翻弄する。

北朝鮮は国民恐怖の軍事優先の独裁国家、そのお隣の大国は覇権を、領土

拡張を伺う共産主義国家。日本周辺は前近代的国家3国に囲まれている。

日本は、日本列島はこの置かれた地理的悪条件に引っ越しできないと嘆く。

ついでにこれら3国に地理的に最も近い沖縄、翁長知事の沖縄県。小生にはこの

知事の行動が不可思議に思えてならない。沖縄の米軍基地問題で中国に、米国に

出掛ける。どうもわからん不可解行動。日米の国家元首間で決めた内容に一知事

が、相手国に直談判に出掛ける、頭越しに。どうもわからん。彼は琉球王国の元首

であるようだ。あるときは日本の沖縄県知事として、あるときは王国の元首として

盲動しているように思えてしまう。華夷思想の影響が及んできたのであろうか・・・。

この沖縄、本土復帰の昭和47年までは、米国の施政権下、琉球政府が置かれた。

小生、昨年、与那国島に1人旅に出掛けた、沖縄を前泊地にして。そして、

帰路、沖縄県内も米軍基地の状況も観たいと出掛け、巡った。2泊してレンタカー

で各地を巡ったが、人気ある観光県であり、予想以上に豊かだと感じたのだが・・・。

先日の新聞記事には、沖縄県の県民所得算出は低く算出していると載った。

米軍基地が経済の足かせとなっているとの理由で。

沖縄の県民所得は47位。しかし、統一計算方式で算出すると28位という。

多額の沖縄振興予算もあり、そこそこ豊かな県と我が眼には映った。

焦点の沖縄に集中する米軍基地、それは問題だという認識で、減らす、軽減方向

で国は動いているが、尖閣、本島周辺を中国艦船が頻繁に遊弋している。偵察、

隙あらばと。米軍基地を更に縮小して本土基地から沖縄を防衛できるのであろう

かと疑問も起きる、対応可能であればいいが・・・。しかし、米国の意向も働く。

沖縄は地理的に戦略上、要衝の位置にある。日本は戦略上重要な朝鮮半島の

対応も考慮しなければならず、韓国は日本の戦略上重要な緩衝国であるから。
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2016年08月26日

唯我独尊

天上天下唯我独尊、釈迦が唱えたいうこの言葉。この唯我独尊を実践している国がある。

お隣の土地が広い大国である。先日の新聞記事に日本に帰化した元中国人教授がその

説明をしている。その記事を読んでこれが正に唯我独尊と小生は判断したもの。

この記事を読むと今の中国の行動がよく理解出来る。その掲載内容の部分抜粋である。

『中国の官製メディアの環球時報ネット版の「環球網」に中国国防大学戦略研究所所長で

あり、教授であり、少将の階級を持つ現役軍人が、韓国が高高度防衛ミサイル網の配備を

決定したことについて「今度は徹底的に韓国を懲らしめることによって、今後のための一つ

のルールを確立することが出来る。(韓国のみならず)周辺国に分からせよう。

中国と付き合うのにはルールがある。それに従わずにわがままな行動を取った場合、お尻

を叩かなければならないのだ」 この「ルール」を確立するのは中国の方であって韓国や

周辺国では無い。中国が一方的にルールを作って周辺国に強制すべきだと堂々と主張して

いる。そのルールに従わなかった場合、「懲らしめる」という中国の一方的強制力をもって、

それを確立すべきという。その考えに国家間平等の観念や「皆で国際社会のルールを作ろ

う」という国際社会の常識のかけらもない。あるのはただ、中国こそがアジアと世界の絶対

的な「立法者」であり、、独尊無二の「覇主」であるという、あまりにもゆがんだ自国意識で

ある。周辺国が、中国のルールに従わない場合は「お尻をたたく」、お仕置きをすると言って

いる。往時の華夷秩序において、中華帝国は自らの事を「親」としての「宗主国」を自任し、

周辺国や民族を単なる「教化されてない蒙童(知識の無い子ども)」として取り扱っていたが、

こうした覇道主義的中華思想の亡霊が目の前に蘇ってきているのである。それは中国人の

一軍人の妄言として片付けられるようなものではない。この発言は公の発言として堂々と

発表され、中国全国のネットで広く流布されている。「お尻をたたく」という言葉は多くの新聞

紙やネットニュースのタイトルになっている。それに対する異論や批判は国内では一切無い。

国際社会では信じられないほどゆがんだこの発言は、中国ではむしろごく自然な言葉として

受け止められている。これを見てわれわれは一つ、大事なことを銘記しなければならない。

昔の中華帝国のように力ずくで周辺国をねじ伏せ、中国の一方的なルールに従わせて自ら

が覇主となるというこの恐ろしい意識こそ、今の中国政府と多くの中国人エリートの本音と

野望なのである。』 日本のお隣に位置する大国もまた小国も日本とはとても仲が悪い。

さて次は、もう一つの隣国の小国である。

『14世紀末に成立した李氏朝鮮は、往時の中華王朝・明の忠実な臣下として生きる道を

選択した。国号も王位も明による命に服し、喪礼、祭祀など冠婚葬祭の礼式のすべてが

中華のそれに擬して執り行われた。中華より中華たることを以て誇りとし、「大明国之東屏」

と称して中華文明を守護することが朝鮮王朝の任務だと自認したのである。しかし、

17世紀の中葉に満族よって明が倒され、征服王朝としての清が成立して、朝鮮の中華に

対する崇敬の念は鬱屈へと変じた。「蛮夷」(卑下する意)満族によって樹立された清には

服属し難い。さりとて小国朝鮮にはこの巨大王朝に抗う力は無い。そこで表面的には清の

臣下としてつかえながらも、心の深層においては中華の伝統を正しく継承するのは清では

無く、「東方礼儀之国」たる朝鮮のみだとする考え方が次第に強化されていった。

前者を事大主義と呼び、後者を小中華主義と称する。この思想の中枢に位置していたもの

は、人間社会は儒教の思想と礼式(礼教)により教化され、初めてまっとうすると考える

朱子学である。これが礼教に無縁な日本人は文字通りの蛮夷(野蛮)である。礼教を原理

とする典雅なる朝鮮王朝を蛮夷の日本が侵略し、あまつさえ朝鮮を日本に「併合」すること

など道義において許されるはずが無い。道義に違背する過去はそのことごとくを糾弾、否定

しなければならない。』  故に、隣国の大国も小国も自分の都合の悪い過去は偽史を以て

正史としているのである。栄光の歴史は引き受けるが汚辱の過去は否定してしまおうと

する歴史修正主義国家である。これらの国家と付き合うことは容易なことではない。

当然、韓国内で教える朝鮮偽史と日本で教える朝鮮正史の内容には齟齬が生じる。

*注釈 本文『 』内 産経新聞朝刊掲載より引用
平成28年8月25日新聞記事 中国四川省生まれ  石 平 (記)
平成26年4月21日新聞記事 拓殖大学総長 渡辺 利夫 (記) より、一部を再掲
*明王朝:1368〜1644年  清王朝:1644〜1911年 ”中国概況”  王順洪(著) 北京大学出版社

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2016年07月26日

傍若無人

世界が帝国であった時代を知らぬ小生、それにしても最近の中国の傍若無人な帝国主義

的行動にはとても驚く。経済力で国力を増した中国は豹変した。韬光养晦(目立たず力を

蓄える)から脱し、弱肉強食、力で周辺国を威圧し、自国有利に現状を変更し、世界秩序を

乱し始めた。暴走が止まらない。中国の過去の栄華な時代、その中国が描く夢を実現する

と言っている。夢は見るものだが、その実現に向かって行動を起こしているようだ。

誤った危険な行動を。この南シナ海を歴史的に自国の海だと言って制海、制空のために

A_2

軍事基地を造成している。

処で、もしこの区域を中国が支配すると

どうなるか。誰もが思うことだが、日本、

韓国や台湾の生命線である海上輸送に

大きな支障が起きる。エネルギーの原油

輸送に制約が掛かる。遠くを迂回した輸送

ルートとなる。しかし、この区域を支配する

と、この周辺国、東南アジア諸国も支配下

に入り、迂回ルートも閉ざされてしまう。

イザとなれば日本、韓国や台湾は自ずと

首元を締め上げられ、干上がってしまう。

この事が日本などは十分解っているから、

徹底阻止に働き、努力する。米国も動く。

今起こっている中国の膨張、動きを阻止

しなければ、自由と民主主義は危機に陥り、同じ価値観を共有する欧米諸国を含めた

脅威となる。国際裁判所の裁定結果を無視し、力による脅し、行動で国際秩序を乱し、

話し合い、協議を、法の支配を無視して挑発し、居丈高に振る舞う中国、全く聞く耳を

持たない。この姿勢を続けていくとどうなるか、力と力のぶつかり合いに発展する。

Photo_2

戦争となる。70年余り前の世界大戦

当時と異なり、科学技術、兵器は高度化

し、とても危険だ。下手をすると短期間

に大量の死者が発生、世界は混乱する。

このため日本は自衛力に力を注ぐ。

2012年、中国成都に短期語学留学に

行っていたが、テレビで放映されていた映像を思い出す。二次大戦の日本軍と戦う中国

軍の戦争映画は何時もどこかのチャンネルで放映していた。が、それはさておき、今の

中国の状況を見越した戦術、戦略の映像を何度か観た。戦闘機、駆逐艦、戦車などから

まるで実戦、雨のような砲弾、ミサイルの戦闘放映を観ていると、今にも戦いを起こすの

ではないかと錯覚してしまう。この放映を観ているととても好戦的と言う印象を受けた。

中国周辺地図で以て敵の侵攻を想定し、その応戦状況を、戦術を実戦放映している。

少し離れたインド大陸から、東南アジアから、日本等からの一斉攻撃を想定した戦闘

シュミレーションも放映していた。日本ではあり得ない放映画像。

積極的に活動する党の国民向けのアピールであろう。

この留学時、10月1日の国慶節では当時の胡錦濤主席が軍事パレードで先導、と同時

に翌年3月に次期主席に内定している習近平に注目し、紹介、テレビ放映されていた。

今年、歯医者の待合室で見た雑誌新潮には、二人(山内昌之、佐藤優 氏)の対談が。

新疆ウィグル自治区からテロ組織ISが中国国内に侵入し、中国は南シナ海どころでは

なくなるだろうと予想していた。中国は多くの国民が不満を抱える独裁国家、案外、中国

は自壊へと進む脆さも包含している。何せ、年間30万件以上発生していると言われる

暴動にテロ。国民に不満が鬱積している。世界が不安定である。中国の行動に、ISが

中東、欧州等で起こすテロ。小生の勝手な推察であるが、世界を不安に陥れているそも

そもの原因は富の格差、貧困ではと思うもの。少し飛躍するが、根底は格差であると。

*関連ブログ  2012.10.2   四川遊学13
           10.7   四川遊学17

 

posted by tennismouse at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 国際問題・関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする